子供と大人同じシャンプーを使っても大丈夫?

  • URLをコピーしました!

大人も子供も同じシャンプーを使うことができると便利ですよね。実際に親子で使えるシャンプーも販売されています。

しかし、子供や大人の頭皮や髪は違うのにもかかわらず、同じシャンプーを使用しても良いのでしょうか。そもそも本当に分ける必要があるのか、意外と理由を知っている方は少ないかもしれません。

大人と同じシャンプーをシャンプーを使用することで子供にどのような問題が起きてしまうのか、気を付けること、知っておきたいポイントをまとめてみました。

目次

子供と大人の頭皮と髪の違い

大人と子供では、頭皮から出る皮脂と髪の質に違いがあります。頭皮から出る皮脂の違いは、食生活に関係しています。

大人は、個人差はありますが食事の内容によって頭皮が脂っぽくなってしまいます。しかし、赤ちゃんの場合ミルクや離乳食しか口にしないため、大人と違い頭皮の皮脂の油分が少ないです。

また、髪の毛の質も子供と大人では異なります。大人と子供では毛根の大きさが違うため、大人の方が髪の毛が太くしっかりしているのに対し、子供の髪の毛は細いです。

大人のシャンプーを使うと皮膚が荒れる?

大人と子供では頭皮や髪質に違いがあることはお話しましたが、違いがあるにも関わらず同じシャンプーを使っても大丈夫なのか心配になりますよね。

実際に大人と同じシャンプーを使うことによって、子供にどんな影響が出てしまうことがあるのでしょうか。起こりうるトラブルや影響について解説します。

子供の皮膚は刺激に弱い

子供の皮膚は大人の皮膚と比べて刺激に敏感であるため、肌トラブルを起こやすいと言われています。

原因のわからない乳児湿疹やかぶれなどが発生することもあるため、子供に使用するシャンプーを選ぶ際は注意が必要です。

湿疹やアトピーなどアレルギー体質になる可能性も

子供の肌が刺激に弱いことは理解していただけたと思います。しかし、シャンプーでなぜ皮膚トラブルが起こるのでしょうか。

シャンプーの中には、洗浄力の強い成分やシリコンやオイルなど身体に良くないと言われている成分が入っているものがあります。

刺激の強い成分が入っているシャンプーを使用したことによって、湿疹やアトピーなどの皮膚トラブルを引き起こしたりアレルギー体質になる可能性があると言われています。

子供用シャンプーで知っておきたいこと

子供用シャンプーの種類がたくさんあるため、何を選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。シャンプーが原因で起きる肌トラブルは避けたいですよね。知おきたいポイントをいくつかご紹介します。

子供用シャンプーを選ぶポイント

子供用のシャンプーと言っても、赤ちゃんと幼児期ではシャンプーを選ぶポイントに少し違いがあります。

赤ちゃんのシャンプー

沐浴を行っている赤ちゃんには、ベビー石鹸がおすすめ。

なぜなら、ベビー石鹸には界面活性剤が入っていないため、安心して使うことができるからです。またミルクが主な赤ちゃんからは、脂っぽい皮脂が出ることはほとんどありません。

したがって、洗浄力の強いシャンプーを使わなくてもベビー石鹸だけで十分汚れを落とすことができます。

幼少期のシャンプー

幼児期になり活動量が増えてくると汗をたくさんかくため、頭皮の臭いが気になりますよね。

しかし大人と同じシャンプーを使用すると、界面活性剤の影響によりシリコンやオイルなどの成分が吸収され、皮膚のトラブルを起こしてしまう可能性があります。

幼少期についても、大人と同じシャンプーの使用は控えたほうが良いでしょう。幼児期のシャンプーは、刺激の少ないものを選び、爪を立てず指の腹で力を入れすぎないように洗います。

また、成分が頭皮に残らないように、しっかりシャワーでしっかり洗い流してあげましょう。

界面活性剤とは

界面活性剤とは、皮膚のバリア機能を低下させる薬剤です。皮膚のバリア機能を低下させることで、配合されている成分を肌に浸透させる効果があります。

無添加のシャンプーなら大人と一緒でもいい?

無添加と聞くと、安心して使える印象がありますよね。確かに子供にも安心して使えるイメージがあります。

無添加といっても、全ての子供が安心して使えるというわけではありません。個人差はありますが、子供にとっては有害になってしまう成分もあります。

大人には刺激が少なくても、子供にとっては刺激が強い成分が含まれているかもしれません。子供の皮膚の状態や成長に合わせたシャンプーを選びましょう。

1日に何度もシャンプーをしても大丈夫?

子供の皮膚の状態によっては、何度もシャンプーをすることで、乾燥やかゆみなどの肌トラブルを起こしてしまうことがあり得ます。

頭皮や髪に付着した皮脂やほこりなどの汚れは、お湯でも十分に落とすことができます。どうしても一日に何度も洗う必要がある場合は、湯シャンを行うことで肌のトラブルが避けられることがあります。

かゆみや湿疹が出てきたら

頭皮にかゆみや湿疹が出てきてしまったら、シャンプーが合っていない可能性があるため、かかりつけ医と相談しながら頭皮に合うシャンプーを探してみましょう。頭皮に合うシャンプーが見つからない場合は、湯シャンか低刺激のシャンプーをお湯にい溶かして薄めて使ってみましょう。

大人と子供のシャンプーは分けた方がいい?

大人と比べて子供の肌は敏感で、少しの刺激でも湿疹などを起こすことがあります。大人と同じシャンプーは、子供にとって刺激が強いことがあり皮膚トラブルを招きやすいため、分けることをおすすめします。

親子で使えるシャンプーなどもありますが、個人差があるためお肌の状態と相談しながら、使用しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次