髪質って変わるの?髪質が変わる理由と対策を解説

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今まで気にならなかったのに、髪の毛のうねりやクセが気になり始めた経験はありませんか。クセがあると髪がまとまりにくくなったり、広がったりといろいろと悩みが出てくるものです。この記事では、髪質が変わる理由と対策について解説していきます。

目次

クセ毛とはどんな髪?その種類と髪の状態

髪のクセは、以下の3つのタイプに分けられます。

・髪が波のようにうねっているタイプ

・髪がねじれているタイプ

・髪が縮れているタイプ

中でも、日本人に多いのが波のようにうねっているクセ毛です。よく見ないとわからない程度のうねりから、ウェーブをかけたかのような大きなうねりまで、クセの度合いにも個人差があります。

ヘアケアや食生活が関係!髪質が変わる主な原因とは

以前はサラサラのストレートヘアだったのに、いつの間にか髪がうねったり、まとまりにくくなったりするのはなぜでしょうか。ここでは、髪質の変化をもたらす主な原因について紹介していきます。

過度なダイエットによる栄養不足

すこやかな髪を保つために必要な栄養が不足すると、髪の健康に悪影響を及ぼします。手っ取り早く体重を落とすために、極端に食事を制限するようなダイエットをしていませんか。過度なダイエットにより、身体全体が栄養不足に陥ると、身体は心臓や内臓といった生命を維持する部分に優先的に栄養を回そうとします。すると、髪の毛や肌といったパーツは栄養不足による深刻な影響を受けるのです。健康な髪の毛を生やす土台となる頭皮に十分な血液や栄養が届かなければ、髪の毛の健康にも影響が出てしまいます。クセも含めて髪や頭皮のトラブルが表れやすくなります。

毛穴のゆがみや詰まり

毛穴がゆがむことで、クセがでてしまうことも・・・。頭皮の毛穴の奥には、髪の毛を生やす毛母細胞があります。本来まっすぐ生えてくるはずの髪の毛が、毛穴がゆがんでいると、ゆがんだ状態の髪(クセのようにうねった毛)が生えてきてしまいます。その他にも、毛穴が詰まることで、髪が正常にまっすぐ生えないことがあります。毎日シャンプーしていても、頭皮の毛穴に皮脂汚れや整髪料が残っている。また、シャンプーやトリートメントをしてそのすすぎ残しがあると、毛穴が詰まってしまうようです。

ダメージによる髪の傷み

髪がダメージを受けると、髪の内部の水分が流出して髪の乾燥が進んでしまい、うねりパサつきを引き起こすこともあります。

パーマやカラー

パーマやヘアカラーを頻繁に繰り返している方は要注意です。ヘアカラーやパーマに使われている薬剤は髪の表面をコーティングしているキューティクルを開いて、髪内部に薬剤を浸透させる仕組みです。パーマやヘアカラーの薬剤でキューティクルが開いたときに、内部の水分や栄養分が流出してしまいダメージが進行します。

紫外線

紫外線もキューティクルが剥がれる原因。肌よりも太陽に近い場所にある髪は、紫外線による日焼けダメージをより強く受けています。紫外線によるダメージが蓄積されると、髪を覆うキューティクルが乱れ、剥がれやすいです。キューティクルが剥がれた箇所から、髪の栄養分や水分が流出し続け、ダメージが進行します。その結果、髪のクセだけでなく枝毛や脱色といった髪のトラブルも引き起こし、肌と同じく紫外線ケアが必要です。

濡れた髪を放置

髪は濡れるとキューティクルが開きます。キューティクルが開いている髪の毛は、脆く繊細です。したがって、濡れた髪の毛に些細なダメージが加わると、キューティクルが簡単に剥がれてしまいます。濡れた髪を放置していることで、知らず知らずのうちにキューティクルが傷つき、ダメージの進行を進めてしまっているかもしれません。

理想の髪質を保ちたい!すこやかな髪のためのケアと習慣を

「昔は褒められた自分の髪が、今ではパサついてうねうねしている・・・」と、くせ毛に悩んでいる方は多いです。昔の髪質を取り戻したかったり、理想の髪質のままキープしたいですよね。なぜ髪質が変わってしまったのか、気になるところ。実は、何気なく行っている普段の習慣が、髪質を変えている原因かもしれません。うねりやクセのない髪を保つためにできる習慣やケアについて解説していきます。

ヘアケアの基本!良質なシャンプーで洗おう

髪や頭皮の健康を保つのに欠かせないケアの一つがシャンプーです。皮脂や整髪料をしっかりと洗い流すためには、シャンプーにこだわることがポイントです。

アミノ酸系の洗浄成分がおすすめ

シャンプーに使われている洗浄成分はいくつかありますが、髪に優しいアミノ酸系の洗浄成分がおすすめです。髪や頭皮の主成分はタンパク質。タンパク質はアミノ酸で構成されていますので、アミノ酸系の洗浄成分は、髪と同じ成分で汚れを落としてくれます。また、汚れを落とす成分だけでなく、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されていると髪や頭皮の乾燥を防ぐのに効果的です。

ノンシリコンを選ぼう

頭皮の毛穴の詰まりは、髪のゆがみを引き起こす原因に。シリコンが配合されているシャンプーは指通りを良くしてくれるというメリットがありますが、頭皮に吸着しやすく残りやすいというデメリットもあります。頭皮に吸着したまま残ったシリコンは、毛穴に詰まることもあるため要注意です。

トリートメントでうるおいケア

くせ毛の原因となる髪のダメージは、キューティクルが乱れて傷つくことが主な原因です。キューティクルを整えてくれるトリートメントを使用しましょう。トリートメントの役割は、キューティクルを保護することであるため、濡れて開いてしまったキューティクルを閉じる効果があるものがおすすめです。

バランスの取れた食生活を

健康な髪をつくるのに欠かせないのが栄養と血液です。これは、美肌づくりにも言えることですが、ダイエットのためにきつい食事制限をしたり、偏ったものばかり食べたりするのはおすすめできません。ビタミンやミネラル、タンパク質など、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。

ドライヤーのかけ方に注意する

髪が濡れるとキューティクルがはがれやすくなるため、できるだけ髪が濡れた状態が長時間続かないようにすることが大切です。髪を乾かすときは、自然乾燥ではなくドライヤーがおすすめ。しかし、ドライヤーの熱によって髪がダメージを受ける可能性があります。そこで、ドライヤーをかける前には洗い流さないトリートメントで保護すること、最初は温風で乾かして、仕上げは冷風にするなどしてダメージを抑える対策を取り入れましょう。

適切なケアで髪質の変化を防ごう

誤ったヘアケアによるダメージや栄養不足といった要因が重なると、髪質が変わることがあります。うねりやクセが強く出てしまうと、スタイリングに時間がかかるだけでなく、ヘアスタイルが決まらなくなることも。髪をすこやかに保つためにも、栄養バランスに配慮した食生活と髪と頭皮をいたわるケアを取り入れましょう。

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