良質なたんぱく質を摂りたい!最適な食品とは

  • URLをコピーしました!

私たちの身体を造るのに欠かせない栄養素の一つであるたんぱく質。
たんぱく質は主に肉・魚・卵・乳製品・豆類に多く含まれています


そして、それらを主原料とした加工肉にもたんぱく質が含まれています。
「加工肉は原料以外の添加物も含まれているため、身体に良くない」という話を聞いたことはありませんか。

日常的に食べる機会も多いハムやベーコンだけなく、たんぱく質を摂るのに最適だと言われているサラダチキンも加工肉です。
今回は、加工肉やたんぱく質に最適な食品について、解説します。

目次

加工肉とは

加工肉とは牛肉や鶏肉、豚肉などを原料として加工処理した肉製品のことです。
私たちが日頃からよく食べているハムソーセージベーコンなどが該当します。

サイコロステーキなど、細かい肉片や内臓肉などの形状を整えた成型肉や牛脂を肉に注入した脂肪注入加工肉なども加工肉に含まれます。

加工肉の特徴は、保存性の高さです。
加工されていない肉の消費期限は店頭に並んでから1日から3日程度しかありませんが、加工肉は3~4週間とかなり長くなります。

加工処理された肉は長期保存できるため、ストックしている方も多いでしょう。
おかずが足りないときに使ったり、災害時の非常食にしたりと便利に使えます。

加工肉の主な種類

加工肉にはたくさんの種類がありますが、食べる機会が多い加工肉について詳しく紹介します。

ハム

豚肉を原料として塩漬け、燻製した加工食品です。
肉の種類によって種類が多様にあり、さまざまな料理に使われています。

主なハムの種類を紹介します。

ボンレスハム

豚のもも肉を原料にしています。
骨が付いていない(boneless)からその名前が付けられました。
赤身が多く脂肪が少ないため、あっさりとした食感が特徴的です。

ロースハム

豚の肩から腰部分の肉、ロースの塊を加工して、適度な脂肪を含んでいます。
柔らかい食感とまろやか風味が特徴的で、日本でもよく食べられている種類の一つです。

・ショルダーハム
・ベリーハム
・ラックスハム
・生ハム

ハムを使った料理の一例
・サンドイッチ
・サラダ
・ハムカツ
・ハムエッグ

他にも、野菜やチーズを巻いてお弁当に入れるなど様々な料理に使えます。

ソーセージ

豚肉を原料として、香辛料などを加えて混ぜ合わせ羊などの腸管に詰めて加工した食品です。
ハムのように生で食べず、焼いたり茹でたりと火を通して食べます。

ソーセージの主な種類
・ウインナーソーセージ
・フランクフルト
・カルパス
・サラミ
・リオナソーセージ

焼いたり茹でたりしてそのまま食べるだけでなく、他の具材と併せて食べることも多いです。

ソーセージを使った料理の一例
・パスタ
・スープ
・ピザ

ベーコン

豚肉の加工食品で、使用している部位や塩漬けの方法が異なりますが、ハムとほぼ同じ方法で作られています。
主にバラ肉を主原料とした加工肉をベーコンと呼んでいます。

ベーコンの主な種類
・ロースベーコン
・ショルダーベーコン
・ミドルハム
・サイドハム
・カナディアンハム

ベーコンを使った主な料理
・パスタ
・スープ

サラダチキン

カロリーや脂質が少なく、高たんぱくであることから注目されるようになったサラダチキンも、加工肉の一種です。
鶏肉のささ身や胸肉を蒸して、ハーブやレモン、ガーリック、スモークなどで軽く味付けしてつくります。

真空パックにしてあるのでそのまま料理に使える、食べられるのが大きな特徴です。

加工肉に含まれているもの

加工肉は原料となる肉に含まれている栄養だけでなく、製造の過程で添加物を含んでいます。

栄養

加工肉の主原料である肉には身体をつくるたんぱく質が豊富に含まれています。
他にも、ビタミンB1ビタミンCといった糖質をエネルギーに変える抗酸化作用のある栄養素も含まれています。

添加物

美味しそうに見せる、旨味を加える、腐敗を防ぐといったさまざまな目的で多くの種類の食品添加物が使われています。

加工肉が身体に良くないって本当?

加工肉は身体に良くないので食べすぎない方がいいということを聞いたことがありませんか?
それは、加工肉で使われている添加物が主な原因です。

食品添加物を多く含んでいる加工肉のような食品をたくさん食べる、食べ続けることで様々な不調を引き起こすと言われています。

消化に負担がかかる

加工肉に含まれている食品添加物は、消化しづらく胃腸に負担がかかるという報告があります。

食品添加物を消化するために胃腸に負担がかかると、胃腸の不調を引きおこすリスク高まるのです。
また、加工肉には血糖値をあげやすい糖質が多く含まれているため、太りやすくなる原因につながります。

将来の病気リスクを下げるためにも、健康を保つためにもできる限り食品添加物を摂りすぎないように気を付けることが大切です。

※普段加工肉を食べる機会は少ないという方も、日頃の食生活に気を配ってみてください。
私たちが日頃食べている食品の多くに食品添加物が使われており、想像以上に多くの食品添加物を摂取している可能性があります。

サラダチキンも要注意

健康志向の高い人を中心に注目されているサラダチキンですが、サラダチキンにも身体への影響が懸念されている添加物が使われています。

添加物は身体に悪影響を与えるリスクが高いため、サラダチキンの食べすぎにも注意が必要です。

生活習慣病にも!

塩分脂質の摂りすぎも加工肉が健康によくないと言われている理由の一つです。
加工肉は、その原料となる肉よりも脂質が多く、塩漬けにするなど塩を使う加工をすることから塩分も多めです。

加工していない肉と同じように、加工肉をたくさん食べてしまうと、脂質や塩分の大量摂取をすると起こる病気のリスクを高めてしまいます。
高血圧コレステロール値の上昇を招いてしまい、生活習慣病の発症、悪化させる原因になるかもしれないのです。

味覚に影響が出る可能性

加工食品の多くはアミノ酸で味付けされています
その刺激は想像以上に強く、下がその味覚に慣れてしまうと、さらなる刺激を求めるようになります。

実際に、加工食品を食べる量が多いと、食欲が増して太るという研究結果が出ています。

たんぱく質を摂るのに適切な食品とは

身体をつくるのに重要な役割を果たしているたんぱく質
塩分脂肪分、食品添加物の摂りすぎを避けるためには、加工食品ではない適切な食品から摂取するのが望ましいです。

肉類

肉類はたんぱく質を豊富に含んでおり、さまざまな料理にアレンジできるのでおすすめです。
肉は、が主な種類で、その部位によってたんぱく質の含有量が異なります。

魚介類

魚介類も肉類と同様に豊富なたんぱく質を含んでいます。
魚に含まれている脂肪は不飽和脂肪酸と呼ばれ、健康に良い効果をもたらすと言われています。

コレステロール値が高いと言われている卵ですが、血液中のコレステロール値に影響する可能性は低いようです。

コレステロール値が気になるときは一日一個を目安に食べるようにしましょう。

大豆

大豆や大豆製品にもたんぱく質が多く含まれています。
食品によってアミノ酸の含有量が少ないものがあるため、動物性食品と併せてバランスよく食べるのがおすすめです。

健康のためにも加工肉はできるだけ控えよう

そのまま食べたり、さまざまな料理に使ったりする機会が多い加工肉。
しかし、食品添加物や塩分、脂質などの摂りすぎにつながるため、健康に悪影響を及ぼすことがあります

加工肉を食べるときは食べすぎに注意することが健康のためにも大切です。
身体に必要なたんぱく質は、肉類大豆のようにできるだけ加工していない食品から摂るようにしましょう。

あわせて読みたい
ダイエットに加工肉はよくないの?その理由と対策を解説 「食事を制限しているのになかなか効果が出ない」「運動しているのに体脂肪が落ちない」など、ダイエットの不調で悩んだときは、食生活に問題があるかもしれません。 健...
あわせて読みたい
無添加とは?その定義とルールを理解しよう 食品やシャンプーといった普段口にするもの、身体に使うものを選ぶときに添加物を気にしませんか。 そのため、添加物が使われていない「無添加」という表記があるものを...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次