ダイエットに加工肉はよくないの?その理由と対策を解説

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「食事を制限しているのになかなか効果が出ない」「運動しているのに体脂肪が落ちない」など、ダイエットの不調で悩んだときは、食生活に問題があるかもしれません。

健康や美容のためにダイエットをしている人も多いでしょう。
ダイエットにもいろいろな方法がありますが、食事にも気を付けることで効果を高めることにつながります。

ダイエットに適さない食べ物の一つとしてハムやソーセージ加工肉が挙げられます
加工肉がダイエットによくないと言われる理由と、加工肉の摂取を減らすコツを紹介します。

目次

加工肉がダイエットに適さない理由

健康的にダイエットするためにも、身体をつくるたんぱく質を適量摂る必要があります。
たんぱく質を多く含んでいる加工肉ですが、ダイエット効果を半減させる可能性があるため、できる限り控えましょう。
加工肉がダイエットに適さないと言われている理由を解説します。

脂肪分とカロリーの高さ

加工肉は味や品質を調整するために、塩分、脂肪分、糖分が使われており加工していない肉を食べるよりもカロリー過多になりがちです。

たんぱく質の含有量が少ないことも

たんぱく源として食べている加工肉の中には、安い材料でつくられているものがあります。
質の悪い材料は脂肪分と炭水化物が多く、たんぱく質や食物繊維の含有量が少ないため、想像しているほど栄養を摂れていないかもしれないのです。

内臓を疲れさせる

加工肉は加工していない肉を食べるよりも、脂質が多いため内臓に負担をかけます
消化にも時間がかかってしまうため、大量もしくは継続して食べると内臓全体が疲れやすくなります

内臓疲労にさらなる拍車をかけるのが、加工肉の添加物です。
本来身体に吸収されるはずのビタミンやミネラルが添加物によって阻害されてしまい、栄養を吸収しにくくなるのです。

ビタミンやミネラルといった栄養が不足することで内臓疲労が回復しづらくなったり、機能低下につながったりします。

食欲を助長する

食べすぎはカロリー過多につながるため、ダイエットの大敵ですよね。
加工肉を食べると食欲を抑えてくれるホルモンが働かなくなり、空腹ホルモンを減らさないことがわかりました。

2019年にアメリカでおこなわれた研究結果によると、加工食品を食べたグループと食べていないグループを比較したところ、加工食品を食べているグループは、1日約500kcalも多く摂取しているという結果が出ています。

加工肉を含む加工食品を多く食べてしまうと、食欲のコントロールが難しくなり太りやすくなるリスクを高めてしまうのです。

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加工肉の摂取を減らすためにできること

手軽に食べられて美味しい加工肉ですが、ダイエットを成功させるためにもできる限り摂取量を控えるのが望ましいです。
ここでは、加工肉を減らすためのポイントを解説します。

加工が少ない食品を選ぶ

加工が低い食品ほど、栄養価も保たれており添加物の量も少なめです。
加工の度合いは、食品表示でチェックできます。

食品表示を見て、使われている添加物の数が少ないほど、加工度合いが低いと判断できます。
また、添加物にもクチナシやシソの葉といったように、天然の成分を使っている食品もあります。

添加物全てが身体に悪いものとは限りません。
自分自身が添加物に関する正しい知識を身に付けることで、安全に食べられるものかを判断しやすくなるでしょう。

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自炊を心がける

できるだけ自炊を心がけましょう
どのような調味料や添加物が使われているかわからない加工肉を食べるよりも、自分で材料を買って自分で味付けをした食品の方が安心して食べられるからです。

仕事などで毎日自炊をするのが難しい場合は、休みのときにまとめてつくってストックしておく時短レシピをフル活用するなどして、無理のない範囲で自炊を続けてみましょう。

規則正しい生活を心がける

食事だけでなく、規則正しい生活を心がけることはダイエットや美容、健康効果を高めることにつながります。
生活習慣が乱れていると、内臓機能だけでなく免疫も低下しやすくなり、病気にかかるリスクを高めてしまいます。

規則正しい生活を心がけることにより、食生活にも気を付けるようになります。

胃腸に負担をかける食事を避けたり、消化のよいものを選んだりと、自然と身体に良いものを食べようという意識が働くようになるでしょう。

ダイエット中におすすめのたんぱく質と調理法

ダイエット中でも、身体が必要とする栄養を撮らなければ健康的に身体を絞れなくなります。
ダイエット中は、肉、魚、大豆製品など、できるだけ加工したものではなく、素材をそのまま食べられるような食品がおすすめです。

また、調理法についても消化や吸収に時間がかからないように、焼く、ゆでる、蒸すといったシンプルな調理法が適しています。

脂質が多いと消化に時間がかかってしまうため、無駄な脂肪をカットできるような調理法を選ぶことがポイントです。

たんぱく質は一度に吸収できる量に限りがあります。
一食だけで一日に必要なたんぱく質を摂取しようとするのではなく、何度かに分けてまんべんなく摂取するのが望ましいです。

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ダイエットのためにも加工肉は控えよう

たんぱく質を多く含んでいる加工肉ですが、身体に負担をかけやすく、逆に食欲を増進させるリスクがあるため、ダイエット中には避けるのが無難です。

たんぱく質は私たちの身体をつくるのに欠かせない栄養素ですので、ダイエット中でも一日当たりの摂取量を摂るのが、健康的に痩せるポイントです。

できる限り自炊を心がける加工度合いの少ない食品を選ぶなどして、加工肉の摂取量を無理なく減らせるように努めてみましょう。

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