カラーとパーマ両方やるならどっちが先?ダメージを抑えて理想のヘアスタイルに

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パーマとカラーの両方を施術したいときってありますよね。大きくイメージチェンジをしたくなったり、何度も施術するのが面倒で一度で済ませたかったりと理由はさまざま。

しかしパーマもカラーも髪と頭皮に与えるダメージが大きいため、両方施術したときのダメージも気になります。

今回は少しでもダメージを軽減するためにパーマとカラーどちらを先にするべきなのか、また術後のヘアケアについても、解説していきます。

目次

色落ちを防ぐ!両方やるならパーマを先に!

パーマとカラーの両方を施術するときは、カラーを先にすることをおすすめします。

パーマもカラーも薬剤を使用しますが、先に施術したものが後で使用する薬剤によって落ちることを防ぐことはできません。パーマとカラーの薬剤どちらを後で使用したほうが落ちやすいのかを比べてみると、パーマよりもカラーが落ちてしまう方が目立ちます。そのため、パーマが先で、カラーを後にした方が良いのです。

ヘアカラーには、ブリーチや永久専門剤など色々な種類があります。
しかし、どの種類のカラーを選んだとしてもパーマより後に施術するのがおすすめです。

同時施術はできる?

髪への負担が少ない商品も出回っているため、同時施術に対応している美容院が増えています。

しかし同時施術を行った場合、別で施術を行うよりも価格が高く設定されていることもあります。なぜなら、通常のパーマやカラーで使用する薬剤よりも髪や頭皮に負担が少ない薬剤を使用したり、入念にダメージケアを行ったりするためです。

美容院によってはパーマとカラーの同時施術に使用できるクーポンを発行しているので、それを使うとお得に施術を受けられるかもしれません。

美容院やダメージによって断られることも
パーマもカラーも髪と頭皮にダメージを与える施術です。そのため、髪のダメージ度合や美容院によっては同時施術を断られるケースがあります。

パーマとカラー別日でするならどれくらい空ける?

もし少し時間を開けてパーマとカラーの同時施術をすることになったら、3~7日間を開けることをおすすめします。施術の間隔を開ける場合でも、パーマが先でカラーが後という順番に変わりありません。

パーマとカラーの同時施術をオーダーするときのポイントと注意点

パーマとカラーの同時施術によるダメージを防ぐため、希望のヘアスタイルをオーダーするときに気を付けておきたい点やポイントをご紹介します。

ブリーチしている人は事前に伝えること

既にブリーチをして髪色を明るくしている場合は、カラーとパーマの同時施術を希望する前に、ブリーチしていることを担当美容師さんに必ず伝えましょう。

ブリーチをしている髪の毛にパーマやヘアカラーでさらなるダメージが加わるだけでなく、パーマのかかりも悪くなるからです。ブリーチはキューティクルを開いて毛髪に色を付けているメラニン色素を分解することで、髪色を明るくする仕組みです。

ブリーチで髪の内部のダメージが進行しているのにさらにパーマによるダメージが加わると、少し力を加えただけで髪が簡単に切れるくらい、もろく弱い髪の毛になってしまうのです。

同時施術は違法?セットプランがおすすめ

パーマとカラーを同時に施術するときはあらかじめセットになったプランを選ぶことをおすすめします。

パーマやカラーで使用する薬剤は医薬部外品に該当する商品が多く、それらを同時に施術することは薬事法で禁じられています。しかし薬剤の中には医薬部外品ではなく、化粧品に分類されているものがあり、化粧品の薬剤を用いれば同時施術が可能となるのです。

同時施術を希望する場合は、担当美容師さんに相談してみましょう。

パーマ・カラー後のヘアケアは入念にすること!!

パーマやカラーの後は髪が大きなダメージを受けているので、しっかりケアする必要があります。しかもパーマとカラーの同時施術の場合は単体で行うよりもダメージが大きいので、入念なダメージケアを求められます。

パーマとカラーの同時施術後のヘアケアやダメージケアについて解説していきます。

当日のシャンプーは控えて

パーマやカラーを施術した日と同様に、同時施術をしたときも当日のシャンプーはNGです。それは、シャンプーにより薬剤が流れ出てしまうリスクが高まるからです。

施術を受けてから24時間ほどかけて薬剤が髪に浸透しカラーやパーマが髪に定着していきます。浸透しきっていないため、施術当日にシャンプーをすると、カラーやパーマが落ちやすくなるため注意が必要です。

ダメージを加速させる熱に注意

同時施術でダメージを受けている髪に、さらにダメージを加速させる熱をあてないように注意しましょう。

髪を洗うときに使用するお湯の温度は38度くらいが一般的ですが、施術後しばらくは35度くらいの少しぬるめのお湯で洗うことをおすすめします。シャンプー後やブローのときにドライヤーを使うなら、ドライヤーの熱から髪を保護するために事前に洗い流さないトリートメントを塗布しましょう。普段からコテやアイロンを使っている人は、施術後しばらくは使用を控えるようにします。

熱がダメージを与えるとはいえ、自然乾燥はNGです。

濡れた髪はキューティクルが開いており、自然乾燥させると内部の水分や栄養が抜けやすくなり髪のダメージが加速。せっかく施術したパーマやカラーがとれやすくなってしまいます。髪が濡れた状態を長時間保つのではなく、なるべく早くドライヤーで乾かすことが大切です。

トリートメントでダメージケアを

施術後は美容院でトリートメントをしてもらうことをおすすめします。

自宅でトリートメントをするのはもちろんですが、美容院でトリートメントの方がセルフトリートメントよりもダメージケア効果が高いのでおすすめです。もちろん自宅でもインバストリートメントとアウトバストリートメントを併用して、髪に栄養を与えつつダメージを防ぎましょう。

パーマとカラーの同時施術で理想のヘアスタイルに!

「パーマが先で、カラーは後」この順番を守り、適切な薬剤を使用すればパーマとカラーの同時施術ができます。同時施術は髪に与えるダメージが大きいため、ダメージ対策を徹底する必要があります。

パーマとカラーの同時施術でのダメージを抑えて、さらに理想のヘアスタイルを目指しましょう。

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