もう寝ぐせで焦らない!正しい寝ぐせの直し方で朝のイライラを解消!

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朝、寝ぐせを直すのにイライラした経験はありませんか?ヘアアイロンを使用してもクセがなかなか取れないと悩んだことがある方も多いですよね。

時間がかかる理由は、誤った寝ぐせ直しをしているからかもしれません。正しく寝ぐせを直すことができれば、短時間で頑固な寝ぐせも落ち着きます。

ここでは、寝ぐせの発生原因と正しい直し方について紹介していきます。

目次

原因は水素結合!寝ぐせができる原因を理解しよう

寝ぐせを引き起こす水素結合とは?

就寝前に髪を乾かしたときはまっすぐだった髪が、朝起きた時にはハネていることがありますよね。なぜ髪の形は変わるのか不思議に思ったことがある方もいるはず。

髪の形は、ケラチン(髪の形を構成するたんぱく質)の結合で決まります。髪がまっすぐな状態でケラチンが結合すると髪はストレートになり、髪にハネやクセなどのある状態でケラチンが結合するとハネやクセがある髪の形がキープされます。

髪の形状が変わる理由は、ケラチンの結合が何らかの理由で切れ、ケラチンが変形した形で再び結合するからです。

ケラチンの結合が切れる理由は主に2つ。髪が濡れて内部の水素結合が切れる「水素結合」と、パーマのように化学反応で形状を変える「化学結合」によるものです。

主な原因は髪の内部の水素結合によるものです。

髪が濡れた状態になると髪の内部の水素結合が切れてしまい、髪の形状が変わりやすい状態になります。そして、髪が乾くときに形状が変わったまま固定されてしまうため、髪のクセとして出てしまうのです。

ねぐせを引き起こす三大原因

寝ぐせは髪が濡れた状態で寝ると付きやすくなると言われていますが、しっかりとドライヤーをかけて眠っても、朝起きてひどい寝ぐせがついていることがあります。それは、髪の毛や頭皮を湿らせる原因が他にもあるからです。

クセを発生させる主な原因は以下の3つです。

・濡れた髪の毛
シャンプーした後、面倒だからといって髪を乾かさない、よく乾ききっていない状態で眠ってしまうと寝ぐせができやすくなります。

・寝汗
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいていると言われています。その寝汗によって髪や頭皮が湿ってしまうと寝ぐせが付きやすくなります。さらに、代謝が活発な人や夏場は、寝汗の量が増えるためひどい寝ぐせがつく可能性が高まります。

・寝るときの姿勢
寝相の悪さや寝ているときの向きなどで枕に髪の毛がこすれて、寝ぐせが付くこともあります。

濡れた髪の毛はドライヤーで乾かせば何とかなりますが、寝汗や寝相については自分の意思でコントロールできるものではありません。そのため、どんなに気を付けていても寝ぐせを完全に防ぐことは難しいのです。

根本から寝ぐせを改善!寝ぐせの正しい直し方

髪を濡らしてドライヤーをかけても寝ぐせがまっすぐにならなかったり、しばらくしてから整えたはずのクセが出てきたりするのは、誤ったやり方で直しているからです。寝ぐせができてしまったら以下の手順で寝ぐせを直していきましょう。

生え際からしっかりと髪を濡らすこと

寝ぐせを直すときは根元からしっかり髪を濡らすことがとても重要です。クセが付いている部分だけ髪を湿らせる方が多いのですが、実はハネやうねりの原因は毛先ではなく根元にあります。広範囲で髪を濡らすと寝ぐせ直しの手間と時間がかかると思ってしまいますが、クセをしっかりと直すためには欠かせないプロセスなのです。

水素結合を切れさせないまま髪を乾かしても根本的にクセが直らないため、根元をしっかりと濡らす必要があります。髪を濡らす4つの方法を紹介します。

霧吹きで濡らす

寝ぐせが髪の一部にとどまっている場合、水を入れた霧吹きを使うと根元から毛先までピンポイントで髪を濡らせます。

シャワー

寝ぐせの範囲が広いときは、霧吹きなどを使って髪を湿らせるよりもシャワーで頭全体を濡らした方が、結果的に寝ぐせ直しの時間を短縮できます。

市販の寝ぐせ直し

寝ぐせ直し専用のスタイリング剤がドラッグストアで販売されています。水を使うよりも髪の内部に水分が浸透するスピードが速いので短時間で寝ぐせを直したいときにおすすめです。

蒸しタオル

時間がないときには蒸しタオルも効果的です。湿らせたタオルを電子レンジで温めるだけで簡単に蒸しタオルをつくれます。蒸しタオルを寝癖の部分に巻いて数分放置している間に他の準備をすると時間を有効に使えます。

髪を濡らすのは内部の水素結合を切れさせるためなので、水分が浸透しないうちにドライヤーをかけてもクセがしっかり直りません。

髪の表面を濡らしても水分が内部に浸透するまで時間がかかりますので、大切なのは髪が濡れた状態でしばらく放置することです。

ドライヤーで乾かす

髪を濡らしてしばらく経ってからドライヤーをかけましょう。根元から毛先にかけて温風でしっかりと乾かすことがポイントです。髪だけでなく頭皮までしっかりと乾かしましょう。雑菌が繁殖して臭いやかゆみを引き起こすため頭皮と髪の毛をしっかり乾かす必要があります。髪が乾いてきたら冷風に切り替えて仕上げをしましょう。

温風を使うと髪を短時間で乾かせますが、髪に与えるダメージも大きいため冷風を併用することで髪の傷みを防ぎます。

もう寝ぐせで悩まない!正しい直し方を知りイライラを解消

寝ぐせができる原因は髪の水素結合という性質が関係しています。根本的に寝ぐせを改善するためには、髪を根元からしっかりと湿らせて内部に水分が浸透するまで待つこと、ドライヤーで十分に乾かすことです。正しいやり方で寝クセを直せば、頑固な寝クセも直り、しばらくしてクセが再発することもありません。

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