導入文
洗顔は「スキンケアの中でとても大切」だと言われています。
ですが、洗顔料は種類が豊富で何を使えばいいのかよくわかっていない方もいるのではないでしょうか。
昔ながらの固形石鹸をはじめ、液状や粉状のもの、泡タイプなど本当に様々な種類の洗顔料が販売されています。
その中でも最近注目されているのが「固形石鹸」。
なぜ昔からある固形石鹸が今注目されているのでしょうか。
そこで今回は、洗顔ごとの特徴や固形石鹸が注目されている理由などをわかりやすく解説します。
固形石鹸を使ってみたい方や自分にあった洗顔料がわからない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
洗顔料の選び方
洗顔料は、自分のお肌に合ったものを選ぶことが大切です。
合わない洗顔料を使っていると吹き出物やカサつきなどの肌トラブルを引き起こす原因となります。
また洗浄力の強い洗顔料は洗った後すっきりしますが、必要な皮脂も取り除いてしまうため乾燥の原因となったり、お肌を守ろうと皮脂の分泌が盛んになってしまうことがあります。
毎日使うものだからこそ、自分のお肌に合った洗顔料を選ぶようにしましょう。
洗顔料の種類
・泡タイプ
・粉タイプ
・ジェルタイプ
・固形タイプ
4つの洗顔料について詳しくみていきましょう。
泡タイプ
近年増えているのが泡タイプの洗顔料です。
泡立てる必要がなく、きめ細かな泡が出てくるのですぐに洗顔できるのが特徴です。
しかし、しっかりした泡となって出てくるように特別な材料が使われていたり、洗浄力の強い成分が含まれていることがあります。
粉タイプ
石鹸を粉状にしたものが粉タイプの洗顔料です。
水分が一切含まれておらず防腐剤などの成分も配合されていないので、お肌への刺激や負担が少ない洗顔料です。
ジェルタイプ
ジェルタイプの洗顔料は水分がたくさん含まれているので、泡立ちがいいのが特徴です。
メイク落としとしても併用して使えるタイプもあります。
固形タイプ
固形タイプの洗顔料は、洗浄力の強い合成界面活性剤などの余分な成分が含まれていないものが多いのが特徴です。
お肌への刺激が少ないので、赤ちゃんから大人までお肌のタイプを問わず使うことができます。
なぜ固形石鹸がおススメなの?
数ある洗顔料の中でもなぜ固形石鹸がおススメなのかというと、固形石鹸には余分な成分が含まれておらず、お肌のタイプを問わず使えるからです。
最近は使い勝手がいい洗顔料も多く販売されていますが、それ以上に固形石鹸には魅力があります。
ここからは、固形石鹸のメリットとデメリットについて解説します。
固形石鹸を使うメリット
近年の固形石鹸は、お肌のタイプに合わせたものなど、美容に特化したものも多く販売されています。
種類によってそれぞれ配合されている成分は違いますが、固形石鹸には主に3つメリットがあります。
■洗浄力の高さ
固形や液体に関わらず「石鹸」であればアルカリ性です。
それに対してお肌は酸性なので、古い角質や皮脂、酸性の汚れを落とすのに石鹸はとても適しています。
最近はお肌に優しい弱酸性の洗顔料も販売されていますが、アルカリ性の石鹸よりも汚れの落ちが悪いため、洗顔にかかる時間が長くなり、汚れや余分な皮脂が残ってしまうことがあります。
■お肌に優しい
石鹸には合成界面活性剤などのお肌に負担になる成分は含まれていません。
そのため、とてもお肌に優しく刺激が少ないので肌トラブルに悩んでいる方々にもおススメです。
皮脂のコントロールが上手にできない赤ちゃんに固形石鹸が使われることが多いように、お肌への優しさは、数多くある洗顔料の中でも高いと言えます。
■コストパフォーマンスがいい
固形石鹸は、ポンプ式やクリームタイプなどの洗顔料と比べると減るスピードが違います。
液体タイプの洗顔料はほとんどが水分なのに対し、固形石鹸にはほとんど水分は含まれていません。
また、泡タイプやクリームタイプなどの洗顔料と比較しても、固形石鹸の方が余分な皮脂や汚れを落とせるほど高い洗浄力を持っています。
少ない量で汚れが落とせる固形石鹸は、どの洗顔料よりもコストパフォーマンスが良いと言えます。
また固形石鹸の種類によってお肌のキメを整える美容成分が配合されていたり、メイク落としとしても使用できる固形石鹸もあります。
固形石鹸の洗浄力はメイクを落とせるくらい高く、さらにお肌への負担が少ないので、洗顔後もつっぱらずしっとりと仕上がるのが嬉しいポイントです。

固形石鹸のデメリット
メリットの多い固形石鹸ですが、
・泡立てるためのネットが必要
・種類が少ない
などのデメリットはあります。
泡立てるために泡立てネットを使って泡を立てるなど一手間かかってしまいますが、その手間をかけても固形石鹸にはいいところがたくさんあります。
固形石鹸を使った正しい洗顔方法
固形石鹸を使うときの正しい洗顔方法をご紹介します。
1.泡立てネットを使ってしっかり泡立てる
手を使ってもある程度泡は立ちますが、固形石鹸は泡立てネットを使いましょう。
キメが細かい濃密泡を作れます。
また泡をしっかり立てて洗顔をすることで、手のひらとお肌の摩擦によって起こるトラブルを防ぐことができます。
2.目元は一番最後に泡をのせる
固形石鹸は洗浄力が高いので、皮膚の薄い部分は最後に洗うようにしましょう。
顔の皮膚の中でお肌が薄いのは、目元まわりです。
毛穴の汚れや皮脂が気になるところから先に洗うようにして、目元は特に力を入れず優しく洗うのがポイントです。
3.手のひらとお肌の間に泡を挟むようにして洗う
汚れや余分な皮脂を落としたいからと、ゴシゴシ力を入れて顔を洗うのはNGです。
お肌をこすって洗うとそれが刺激となり、シワやシミの原因となります。
手のひらとお肌の間にたっぷりの泡を挟み、優しく泡を押すようなイメージで洗いましょう。
お肌の汚れや角質をしっかり落として美肌を目指そう!
泡立てまでに一手間かかる固形石鹸ですが、
・お肌に優しい
・洗浄力が高い
・コストパフォーマンスがいい
などたくさんのメリットがあります。
最近お肌のトラブルが多い方、洗顔しているのに汚れや皮脂が残っているような感じがしているという方は、ぜひ一度固形石鹸を使ってみてくださいね!

