
時間をかけても朝のスタイリングが思い通りにならない…という方も多いのではないでしょうか。
イメージ通りにスタイリングできないのは、カットの形やパーマのかかり具合が原因ではありません。
スタイリングの仕上げやすさを大きく左右しているのは実は、髪の状態です。
今回は、思い通りのスタイリングへ導く方法やポイントについて詳しく解説します。
スタイリングに時間がかかってしまう原因とは

スタイリングの大敵は「髪の乾燥」です。
髪が乾燥した状態が続くと、パサつきやうねり、広がりなどのさまざまなトラブルが起こります。
そうなってしまった髪は扱いにくくなり、スタイリングに時間がかかってしまうのです。
なぜ髪は乾燥する?

髪が乾燥する原因はひとつだけではありません。
ここでは、髪の乾燥を引き起こす原因について解説します。
紫外線による日焼け
お肌と同様、髪も紫外線からのダメージを受けます。
紫外線を浴びた髪は日焼けしてしまい、髪のタンパク質が壊れ乾燥しやすくなります。
特に夏の海やプールで濡れた状態の髪が紫外線を浴びると、髪内部が酸化しダメージが大きくなるため、さらに乾燥が進んでしまうことも。
誤った方法でのシャンプーやドライヤー
シャンプーやドライヤーの仕方が間違っていると、髪の乾燥につながります。
シャンプーやタオルドライの際、髪をこすり合わせてしまうと摩擦が生じ水分が奪われてしまいます。
また、ドライヤーで乾かしすぎると髪はパサつきます。
さらに、シャンプーのし過ぎや洗浄力の強いシャンプーの使用は必要な皮脂を洗い流してしまい、健康な髪を維持することが難しくなるため、様々な髪トラブルを引き起こすのです。
カラーやパーマ
カラーやパーマを頻繁に行うことで、髪のキューティクルが傷ついた状態が続きます。
キューティクルは髪内部の水分や潤いをキープする重要な役割がありますが、繰り返しカラーやパーマを行うことにより、キューティクルがダメージを受け、剥がれることで髪内部の栄養分が流れ出てしまい、髪は乾燥し、パサついてしまうのです。
特に、ブリーチなどを繰り返し行うと髪がパサついた状態が続き、切れ毛などの原因となることもあります。
生活習慣の乱れ
美しく健康的な髪を保つためには、規則正しい生活を送ることが不可欠です。
食事の乱れや極端なダイエットは、髪に必要なたんぱく質、ビタミン、亜鉛などの栄養素を補うことができなくなってしまいます。
また、十分な睡眠を確保することも髪の健康にはとても重要です。
生活習慣の乱れは一日二日程度であれば髪に影響を与えることも少ないのですが、長期間になると髪はもちろん、身体にも悪影響を及ぼします。
髪の乾燥を防ぐ方法

スタイリングしやすい美しい髪を維持するためには、日々のヘアケアがとても大切です。
普段行っているヘアケアの方法を見直して、髪の乾燥を防ぎましょう。
シャンプーの方法を見直す
シャンプーをするときは
・ブラッシング
・予洗い
・泡立て
・すすぎ
この4つのポイントをしっかりと押さえるようにしましょう。
・ブラッシング
髪が絡まった状態でシャンプーをすると指通りが悪く頭皮や髪をしっかり洗うことができないため、予めブラッシングをして絡まりやほつれをほぐすことがおすすめです。
またブラッシングをすることで頭皮や髪に付着した汚れを浮き上がらせることができ、予洗いの効果を高めます。
・予洗い
予洗いをしっかり行えば髪と頭皮の汚れの7割は落ちると言われています。
しっかり予洗いしているつもりでも、頭皮までお湯が届いていないこともあるので要注意です。
また、シャンプーの泡立ちも悪くなりますので、シャワーヘッドを頭皮に当て、髪だけではなく地肌もしっかり濡らすようにしましょう。
・泡立て
シャンプーを手のひらで泡立ててから髪を洗っている方は、頭皮がしっかり洗えておらず汚れや皮脂が残っている可能性があります。
手のひらで先にシャンプーを泡立ててしまうと、泡が髪に付着するだけで洗浄成分が頭皮に届いていないかもしれません。
シャンプーが泡立っていない状態で直接頭皮に塗布し、指の腹を使って優しくマッサージするように洗いましょう。
・すすぎ
シャンプーが残ると髪や頭皮のトラブルを引き起こしますので、丁寧に時間をかけてすすぎ洗いをすることも意識してみてください。
すすぎの際も、シャワーヘッドを頭皮に当てながら地肌もしっかりすすぎます。
指の腹を使い、マッサージするようにシャンプーが残らないよう洗い流します。
こめかみやうなじはすすぎ残しが起こりやすい部分なので、意識をしながらすすぐようにしましょう。
また、洗浄力の強いシャンプーは必要な皮脂を洗い流してしまうので、汚れをしっかり落としながら髪と頭皮に優しいシャンプーを選ぶことが大切です。
おススメはゴッホスタイリングスのヘアソープ。
髪と同じ成分であるアミノ酸や保湿に優れたヒアルロン酸などの成分が含まれた、髪と頭皮に優しいシャンプーです。

毎日のお手入れにトリートメントも取り入れてみて
美容室などで受けるトリートメントもいいですが、毎日トリートメントを使ってお手入れをすることでダメージは最小限に抑えられます。
特別なときだけでなく、デイリーユースで使えるトリートメントでお手入れすることを習慣化することをおススメします。
おススメはゴッホスタイリングスのコンディショニングマスク。
髪内部へしっかりアプローチしキューティクルをぎゅっと閉じることができるトリートメントなので、乾かした後の髪が今までと違うことを実感できるアイテムです。

ドライヤー前にアウトバストリートメントを使う
シャンプー後、タオルドライした髪にドライヤーを当てる前は必ずアウトバストリートメントを使いましょう。
アウトバストリートメントは髪を保護しながら、有効成分をしっかり髪内部に浸透させ、スタイリング前にも使用することで紫外線から髪を守ってくれます。
傷ついた髪に必要な栄養分を補う効果もあるアウトバストリートメントは、ヘアケアにおいて使って頂きたいアイテムのひとつです。
おススメはゴッホスタイリングスのアウトバスエッセンス。
髪の奥まで潤いを浸透させ逃さずキープ、空気中の水分を髪の取り込み補う優れもの。
ドライヤー前の濡れた髪に、まお出かけ前のヘアスタイリング剤としても使用すれば、まとまりのあるツヤ髪が持続します。


ヘアケアの積み重ねが髪の乾燥を防

思い通りのスタイリングができない主な原因は髪の乾燥です。
美容室でのスペシャルケアも大切ですが、、毎日のお手入れを正しく見直すだけで、髪の乾燥を防ぎ健康な状態へと導くことができます。
お肌のお手入れと同じように髪のお手入れをルーティン化し、ダメージがなくスタイリングしやすい髪を目指しましょう。

