パサパサ髪の毛がダメージを加速する!パサつきによる髪への影響と必要な対策

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秋が訪れると空気が乾燥して肌や髪がパサつきやすくなります。

髪がパサついてしまうと見た目の美しさが損なわれたり、髪がまとまりにくくなったりするだけではありません。パサつきを放っておくと、さらなる髪のダメージを引き起こしてしまうため早急な対策が必要です。

今回は、髪のパサつきが引き起こすダメージとパサつき対策について紹介していきます。

目次

空気の乾燥によって起こる静電気!そのダメージは想像以上に深刻

秋冬になって何かに触れたとき「バチッ」という衝撃を感じたことはありませんか。空気が乾燥する季節になると、髪内部の水分量が不足することで髪が乾燥し、静電気を発生させます。

ダメージはどのくらい?静電気の威力を知っておこう

パサついている髪の毛は髪全体の水分量が少ないため、静電気が起こりやすい状態です。ドアノブなどに触れて静電気が発生したとき、その衝撃に強さに驚く方も多いでしょう。

静電気が発生すると、4000~5000Vもの電気を放電しており、高いときには2万Vの放電があると言われています。その威力は雷にも匹敵するほどです。

このような威力のある静電気は、髪を守るキューティクルを破壊すると言われています。静電気は髪にとって大きなダメージを与えます。

パサつきを放置すると頭皮や髪のトラブルの原因に!

水分不足のパサついた髪は、静電気を起こしやすいだけでなく、頭皮や髪にさらなるダメージを与えます。

乾燥が原因で起きる、髪や頭皮のトラブルを紹介します。

枝毛や切れ毛の増加

髪表面が乾燥することで髪はパサつき始めます。対策をとらなければ髪表面のキューティクルが剥がれてツヤが失われるだけでなく、髪内部の水分や栄養分が流出します。

水分や栄養分を失った髪はハリコシがなくなり、うねりや枝毛、切れ毛を増加させます。

頭皮トラブルの原因に

髪が乾燥しているとういことは日頃のヘアケアが十分ではないことが考えられるため、頭皮も乾燥している可能性が高いです。

頭皮が乾燥すると頭皮をうるおわせようと過剰に皮脂が分泌し、毛穴詰まりを引き起こしてしまいます。他にも頭皮が乾燥すると肌の弾力がなくなり、元気な髪が育たなくなるため薄毛や抜け毛の原因になります。

早急なパサつきケアが必要!ヘアケアを見直して髪にうるおいを取り戻そう

髪にパサつきが見られたら、これ以上ダメージを加速させないためにもヘアケアを見直す必要があります。

シャンプーを見直そう

毎日ヘアケアで使用しているシャンプーだからこそ、髪と頭皮のうるおいを必要以上に奪わないものを選びましょう。洗浄力が強いシャンプーを選ぶと、髪と頭皮の乾燥を加速させます。

シャンプーを選ぶときは、髪と頭皮のもとであるアミノ酸が主成分で、ノンシリコンのものがおすすめです。ただし、アミノ酸系シャンプーといっても商品によって配合されているアミノ酸の量やその他の美髪成分が異なります。

使ってみて頭皮のかゆみが感じられる場合、頭皮と髪の乾燥を進める洗浄力が強いシャンプーであることが考えられるため使用を控えましょう。

髪にうるおいと栄養を補給する

パサついた髪は水分だけでなく栄養も不足していますので、アウトバストリートメントとインバストリートメントのダブルケアでしっかりうるおいと栄養を補給します。

適度な洗浄力のシャンプーを使っても、髪の主成分が流れ出てしまっていますのでアミノ酸やヒアルロン酸などが含まれたトリートメントを使って、髪に栄養とうるおいを補給します。

ヘアオイルに要注意

パサつき対策や栄養補給のためにヘアオイルを使っている方もいますが、実はダメージを加速させる原因になるため使用には注意が必要です。

オイルは髪の表面をコーティングしてくれてダメージから保護してくれます。
しかしオイルは髪に蓄積されるため、表面のオイルがトリートメント成分をはじいて浸透を妨いでしまい、髪の内部に栄養が届きにくくなりダメージからの回復を遅れさせる原因になります。

髪の乾かし方を見直す

シャンプー後はドライヤーで髪を乾かしますが、その工程でダメージが加わると髪を乾燥させる原因になります。

ドライヤーの熱を当てすぎると髪を乾燥させるため、できるだけ手短に乾かすことがダメージ対策に繋がります。

そこで重要になるのがタオルドライです。余分な水分を乾いたタオルに吸収させることで、ドライヤーの使用時間を短縮できます。

髪が濡れているとキューティクルが剥がれやすい状態ですので、髪とタオルをこすり合わせてタオルドライするのはNGです。髪をポンポンと押さえつけるように水分を吸い取りましょう。

ブラッシングを見直す

ブラッシング時は髪に静電気が発生しやすいです。静電気の発生を抑えるためにもブラシとブラッシングのやり方を見直しましょう。

普段使用しているブラシがナイロン製であると、静電気を発生させやすいため、天然毛100%のブラシに変えることをおすすめします。天然毛のブラシは、静電気が起こりにくく、また低刺激で頭皮にも優しいです。

摩擦や余計な刺激を防ぐためにも先に毛先のもつれや絡まりを優しくほぐしてから、頭皮から毛先にかけてブラッシングしましょう。

髪のパサつきを改善しダメージを防ごう

空気が乾燥する季節はただでさえ髪や頭皮が乾燥しやすい時期です。さらに、静電気によるダメージが加わると切れ毛や枝毛に発展するほど髪が傷みます。

髪と頭皮をすこやかに保つためにも日々の基本のヘアケアから見直して、パサつき改善に努めましょう。

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