寝ているときも要注意!摩擦による髪のダメージを防ぐには?

  • URLをコピーしました!

寝る前は気にならなかったのに、朝起きたら髪がパサついていた、という経験はありませんか。それは、寝ている間の摩擦によるダメージが原因かもしれません。

寝ているときに受ける髪のダメージは深刻です。摩擦が起きる原因と摩擦対策について紹介していきます。

目次

想像以上のダメージ!寝てる間に髪が受ける影響とは

寝ている間は無意識のうちに寝返りを繰り返していますが、枕との摩擦によるダメージは想像以上に深刻です。

摩擦によるダメージが原因で、切れ毛・枝毛・乾燥などが髪の毛に起こると言われています。なぜ、寝ている間に髪がこのようなダメージを受けてしまうのか、その原因について理解しておきましょう。

枕との摩擦

寝ているときに私たちは無意識のうちに寝返りを繰り返しています。寝返りを打つときに、髪と枕との間で摩擦が起きてしまい、髪がダメージを受けています。

摩擦は髪をコーティングしているキューティクルが傷つけ、酷い場合はキューティクルを剥がしてしまいます。キューティクルが剥がれると、髪の栄養分と水分が流れ出てしまい、パサつきを引き起こします。

キューティクル

キューティクルは水に濡れると、剥がれやすいです。そのため、髪をよく乾かさなかったり、寝汗で髪が湿っていたりするとキューティクルがはがれやすくなってしまいます。

枕の繊維による影響

枕や枕カバーに使われている繊維でダメージの度合いが変わります。枕で使われている生地には、いくつか種類があります。中でもポリエステル生地は、静電気が起こりやすいです。

摩擦と静電気のダメージが加わるため、ポリエステル生地が髪に与えるダメージは大きいと言われています。

絡まりによるダメージ

シーツや枕に密着している部分は、摩擦によって髪が絡まりやすくなります。髪が絡まると、枝毛や切れ毛、抜け毛に発展します。

特に髪の毛が長い方は毛先が細いため摩擦のダメージを受けやすく、絡まりやすいです。寝返りが多い方も、髪の毛が絡まりやすいため注意が必要です。

ダメージを軽減できる!寝るときのダメージ対策

寝返りは無意識で行っていますので、摩擦ダメージを受けないように、寝返りをせずに眠るのは至難の業です。そこで、寝ているときの摩擦ダメージを最小限に抑えるための対策を取り入れましょう。

朝はダメ?夜に髪を洗おう

髪のすこやかな成長のためにも、シャンプーは夜に行うことをおすすめします。日中は汗をかいたり、スタイリング剤やホコリなどの汚れが付いたりと、頭皮と髪は想像以上に汚れています。

髪と頭皮が汚れたままで寝てしまうと、髪と頭皮が受けたダメージの回復に悪影響が出ます。眠りについているときに、ダメージを受けた髪と頭皮が回復されます。したがって、汚れが残っているままでは、髪と頭皮の回復が遅れてしまいます。

回復が送れると、髪のツヤを出すキューティクルが乱れ、摩擦が起きやすくなります。摩擦ダメージを減らすためにも、夜に入浴して頭皮と髪を清潔に保ちましょう。

タオルドライに注意

髪をドライヤーで乾かす前のタオルドライの方法に気を付けましょう。

髪は濡れるとキューティクルがはがれやすくなります。髪が濡れているときにゴシゴシと髪をこすって摩擦を与えてしまうと、キューティクルが剥がれてしまいます。

キューティクルは髪にハリ・コシを与えるだけでなく、髪を覆うことで多少であれば摩擦などのダメージから髪を守る役割があります。キューティクルが剥がれてしまうと、髪は絡まりやすく摩擦によるダメージが深刻化してしまうことも。

タオルドライは髪をこするのではなく、タオルで髪をはさみ叩くようにして余分な水分を拭き取るようにするなど、お風呂上がりの髪の毛は優しく丁寧に扱いましょう。

アナタは大丈夫?タオルドライ時のNG行動

摩擦によるダメージを髪に与えないように、髪全体をタオルでくるんで、水分をタオルに吸収させていませんか。しかし、髪を長時間タオルでくるんでいると、雑菌が繁殖して頭皮トラブルを引き起こすリスクが高まります。髪をタオルで包むときは、なるべく短時間にとどめましょう。

髪をしっかりと乾かす

Black hair dryer on wooden background. Electric hair dryer on vintage wooden surface.

キューティクルは通常閉じていますが、濡れると開く性質があります。キューティクルが開いた状態で、髪にダメージが加わると、枝毛や切れ毛などの深刻なトラブルを起こしてしまいます。

そのため、お風呂上りはできるだけ速やかに髪を乾かすようにしましょう。寝る前に髪を乾かせば大丈夫だと思っていませんか。摩擦を与えていないつもりでも、知らず知らずのうちに髪に摩擦を与えている可能性があります。

髪が濡れているときの摩擦は深刻なヘアトラブルを起こす可能性が高いため、髪は早めに乾かしてください。

トリートメントで髪を保護する

ドライヤーの熱と、摩擦によるダメージから髪を守るためにも、アウトバストリートメントがおすすめです。アウトバストリートメントは髪の毛の指通りを良くしてくれるため、お風呂上りのブラッシングで髪の絡まりを起こしにくくしてくれます

アウトバストリートメントは、ダメージを受けやすい半分から毛先にかけて重点的に塗布しましょう。

枕カバーを変えてみる

摩擦ダメージを軽減するために、なめらかな素材の枕カバーに変えるのも良いです。

化学繊維はなるべく避け、100%シルクや綿のものを選ぶといいでしょう。摩擦だけでなく静電気も起こりにくいため、髪の毛をダメージから守ってくれます。

ナイトキャップを使う

寝ているときに髪をおろした状態で寝ると、摩擦によるダメージを受けやすいです。

摩擦から髪を守るナイトキャップもおすすめです。摩擦によるダメージを防いでくれるだけでなく、髪の乾燥や寝癖防止にも効果的です。近頃はかわいいデザインのものも多く、プレゼントとしても人気があるようです。

摩擦ダメージは適切な対策で軽減!健康な髪を守ろう

寝ているときに髪が受ける摩擦ダメージは、意外と深刻です。気が付かないうちに摩擦によるダメージが進行しないように、摩擦を防ぐケアが大切です。

毎日のヘアケアにアウトバストリートメントを取り入れたり、摩擦を防ぐアイテムを併用するなどして、摩擦ダメージから髪を保護しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次