白髪染めが頭皮にダメージを与えるって本当？原因と対策をご紹介

2022年1月14日

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老けた印象を与えてしまう白髪。白髪の量が増えてくると、気になって白髪を染めて目立たなくする方がほとんどでしょう。

ところが、白髪染めが頭皮にダメージを与えて、白髪や抜け毛を増やす原因になっているかもしれません。今回は、白髪染めが頭皮に与えるダメージについて解説していきます。

白髪染めで頭皮がダメージを受けると言われている理由

白髪は気になるけれど、髪が抜けたり白髪がさらに増えたりするのは気になりますよね。なぜ、白髪染めが頭皮や髪にダメージを与えると言われているのか、その理由について見ていきましょう。

白髪染めと薄毛は関係ない?

「白髪染めを使うと髪が薄くなる」という噂を聞いたことがありませんか。それは、白髪染めに限らずヘアカラーを繰り返すことで髪が細くなり、薄くなったように感じることがあるからです。

カラー剤は髪をコーティングしているキューティクルを開いて、髪の内部に色を付けます。キューティクルが開くと、髪を構成しているたんぱく質が流れ出てしまいます。

ヘアカラーを繰り返してたんぱく質が何度も流出した髪は、ハリ・コシを失い髪が細く切れやすくなります。白髪染めをしたからといって、直接的に薄毛につながることはありません。しかし、白髪染めをすると髪が薄くなるといわれているのは、カラー時のたんぱく質で髪がダメージを受けることが関係しているようです。

白髪染めによる頭皮トラブル

カラー剤は本来頭皮に直接つけないように塗るべきですが、美容師さんの器量次第では頭皮にカラー剤が付着してしまいます。特にセルフで染めている方は要注意。カラー剤が頭皮に必ず付着します。

頭皮に直接カラー剤がつくと、頭皮にかゆみや炎症、かぶれといったトラブルが起こることも・・・。かゆみで頭皮をかきむしったりすると、抜け毛が増えてしまいます。他にも頭皮にトラブルが発生すると、髪が十分に育たなくなるため薄毛や白髪を引き起こすことがあります。

対策が大切！ダメージを抑えて白髪を染めるには？

エイジング対策でせっかく白髪染めをしても、頭皮にダメージが発生したり、髪が細くなったり抜けやすくなるのは困りますよね。そこで、ダメージを抑えつつ、白髪を染めるコツや対策について紹介していきます。

セルフの場合は説明書に従うこと！

市販の白髪染めを使って自宅で染めるときは、説明書の指示に従うことを心がけましょう。特に、注意したいのは、塗り方、放置時間、洗い残しです。

頭皮には極力付けない

白髪染めは髪を染めるものですので、本来頭皮には付ける必要がありません。しかし、根元までしっかりと染めようとすると、頭皮にもそれなりの量の白髪染めが付着してしまいます。頭皮へのダメージを抑えるために、カラー剤を塗布するときはできるだけ頭皮に付けないように気を付けましょう。

放置時間

しっかりと白髪を染めたいという思いから、放置時間を長くとった経験はありませんか。必要以上に長時間白髪染めを頭皮や髪に塗布していると、頭皮や髪が強いダメージを受けてしまいます。説明書に書かれてある放置時間が過ぎたら、できるだけ早く洗い流すことをおすすめします。

しっかりすすぐ

セルフの白髪染めは誰でも簡単に染められるようになっているため、使用している薬剤が強いです。そのような薬剤がセルフの場合、髪だけではなく頭皮に必ずついてしまいます。頭皮にカラー剤がつくことで、毛穴にまでカラー剤が入り込み健康な髪が生えてこなくなることがあります。セルフで髪を染めた後は、シャンプー前やシャンプー後にしっかり髪をシャワーですすぎましょう。

美容院で施術してもらう

セルフよりも費用が高くなりますが、美容院やサロンはダメージ対策をしっかりと行ったうえで白髪染めをしてもらうことができます。例えば、「頭皮の傷みが気になるから、ダメージ対策をしっかりしてほしい」といったように、美容師さんに相談してみると、あなたの悩みに応えてくれる対策やメニューを提案してくれるはずです。

良質なヘアカラーを使う

美容室に行くと、様々なメーカーのヘアカラーの種類がありますよね。何が良いヘアカラーなのか、メーカーの種類によってどのような違いがあるのかわからない方も多いと思います。

メーカーによって効果や色のバリエーションは様々であるため、一概には言えませんが、あまりにも安価すぎるヘアカラーは避けたほうが良いかもしれません。

施術時の頭皮の状態や体調によっては、安価なヘアカラーは頭皮がピリピリとすることがあるようです。