実はヘアケアの敵?よくある誤解と正しいアプローチ

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適切なヘアケアを実践していますか?

ここでは、適切な方法によるヘアケアで髪のすこやかさと美しさを維持するコツを解説します。
髪を美しくするための日々のケアが誤っていると、髪にダメージを与える原因になります

傷んだ髪をきれいに修復するのは難しいため、適切なヘアケアで予め髪のダメージを予防し、美しくすこやかな髪に導きましょう。

目次

ヘアケアに関する4つの誤解と正しい方法

ブラシ、シャンプー、トリートメントなどヘアケアアイテムを正しく使ったケアができていますか?
ここでは、ヘアケアの誤解されやすいポイントと正しいヘアケア方法を解説します。

①【ブラッシング】

ブラッシングを疎かにしてはいけません。
髪が短い人、時間がとれないときはブラッシングのケアを省きがちです。
しかし、美しくすこやかな髪のためにもブラッシングによるケアをしっかり行うようにしましょうブラッシングによるケアが欠かせません。

ブラッシングは、髪の絡まりやもつれを解消するだけでなく、髪にツヤを出す頭皮の血行を良くするといった役目があります。
また、シャンプー前のブラッシングは、髪に付いたほこりや汚れを落としやすくし頭皮の血行を促すことで髪を清潔にすこやかに導いてくれます。

髪にすこやかさと美しさを与え、年齢を重ねてもキープするために、ブラッシングが果たす役割は大きいのです。
ブラシにこだわることで、髪や頭皮の健康や美しさにつながります。
たとえば、天然の猪毛を使った「ブラッシングブラシ」は、髪をとかす度に適度なツヤを与えてくれます。

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②【丁寧な予洗い】

シャンプー前の十分な予洗いは不要だと思っていませんか?
美髪のために、丁寧な予洗いが欠かせません。
シャンプー前の予洗いは、シャンプーの泡立ちと汚れを落ちやすくするために効果的だからです。
予洗いをしっかりと行うと、頭皮や髪の汚れがある程度落ちるので、シャンプーが泡立ちやすくなりシャンプー剤の過度な使用も防げます。

予洗いのポイントは、人の体温程度のぬるま湯で約2~3分間、しっかりと頭皮に水分を与えることです。
お湯の温度が高すぎると、頭皮や髪の乾燥を進めたりヘアカラーを退色させたりする原因になるため適切な温度で行ってください。

予洗いをするときは、えりあしの上部分を重点的に洗うようにしましょう。
髪は、後頭部からえりあしにかけて、少しへこんだ部分に髪が密集しているからです。
そこで、予洗いをするときは頭頂部だけでなく、後頭部にもしっかりとお湯が行き渡るように、全体を洗い流すことがポイントです。

③【アウトバストリートメントをつけるタイミング】

アウトバストリートメントは髪を乾かした後に付けていませんか?

アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を付けるタイミングも、髪の健康や美しさを左右する要因の一つです。

アウトバストリートメントは髪を乾燥から守るだけでなく、ドライヤーの熱からも保護してくれるからです。
ドライヤーの後にアウトバストリートメントを使うと、本来の働きを十分に発揮できないことがあります。適量を髪に塗布してからドライヤーで髪を乾かしましょう。

アウトバストリートメントは、たくさん種類があるため、どれを使うかで迷うことがあるでしょう。
ダメージケア、髪への栄養補給に優れた「アウトバスエッセンス」、髪にうるおいを与える効果が期待できる「アルファエッセンス」もおすすめです。

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④【コンディショナーの付け方】

コンディショナーを髪全体に付けるのは誤ったケアです。
コンディショナーは、毛先や髪の傷みが気になる部分に付けるのが髪の健康を保つコツです。
この時、頭皮にはつけないように気を付けてください
頭皮の毛穴を詰まってしまい、髪の健康な成長を阻害してしまいます。
髪のパサつきやうねり、くせ毛といった髪のトラブルが発生しやすくなるでしょう
さらに、頭皮の雑菌を繁殖させて、嫌な臭いの原因になるため注意が必要です。

すこやかで美しい髪をつくるのに効果的なコンディショナーとして、「コンディショニングマスク」がおすすめです。
髪と頭皮に優しく、しっかりと栄養とうるおいを届けてくれます。
この時、頭皮にはつけないように気を付けてください
頭皮の毛穴を詰まってしまい、髪の健康な成長を阻害してしまいます。

⑤【シャンプーの種類】

髪と頭皮を清潔に保つためのシャンプーは適切なものを選んでいますか?


シャンプー選びは健康な髪や頭皮をつくるために大変重要です。
髪や頭皮への優しさを重視するなら、ノンシリコンシャンプーがおすすめです。
ノンシリコンシャンプーは、頭皮を清潔に保つだけでなく、パーマやカラーの持ちを良くする、スタイリングをしたときに適度なボリュームが出るといったメリットがあります。

また、最近はくせ毛やダメージケア対策に効果的なノンシリコンシャンプーも販売されているので、髪の悩みがある人はぜひ試してみてください。
ノンシリコンで、髪にうるおいや栄養を与えてくれる良質なシャンプーをお探しなら、「ヘアソープ」を試してみてください。
天然のヒアルロン酸が、髪と頭皮にうるおいを与えてくれます。

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ヘアケアの正しい順番

ヘアケアを正しい順番で行うことによって、美しくすこやかな髪に導いてくれます。

ここではヘアケアの効果を最大限に発揮できる順番とケアのポイントを紹介します。

  1. ブラッシングと予洗い

お風呂に入る前に髪をブラッシングしてください。
髪をブラシでとかすことによって、髪の絡まりをほどき、汚れを浮かして落としやすくするためです。

ブラッシング後は、十分に予洗いをしましょう。
38~40度くらいのぬるま湯で髪と頭皮全体をお湯で洗うことで、髪の汚れが70%落ちると言われています。

  1. シャンプー

丁寧な予洗いで髪の汚れをある程度落とせたら、シャンプーで地肌をしっかりと洗いましょう。
シャンプーを泡立ててから指の腹を使って、地肌をマッサージするように頭皮を優しく洗います

  1. コンディショナー

コンディショナーを使わない人もいますが、髪のまとまりを良くするためにも使うことをおすすめします。コンディショナーはシャンプーと同じブランドのものを使用すると効果を実感しやすいと言われています。毛先を中心にコンディショナーを付けて、5分程度時間をおいてしっかりと洗い流してください

  1. 洗い流さないトリートメント

お風呂から上がって、髪をタオルドライしてからアウトバストリートメントを適量塗布します。
洗い流さないトリートメントの利用者は意外と少ないのですが、ドライヤーの熱から髪を保護してくれるので、使うことをおすすめします。

正しい手順とヘアケアですこやかで美しい髪を

髪と頭皮の若々しさ、美しさは日々のケアからつくられています。

髪のために行っているケアの手順や方法が誤っていると、ヘアケアの効果が半減します
そこで、適切なヘアケアの順番とケアのコツを心得て、美髪づくりに活かしましょう。

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