意外と知らない!くせ毛と天然パーマの違い、改善策とは?

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くせ毛と天然パーマの違いを知っていますか?

「くせ毛」「天然パーマ」と聞くと、どちらも直毛ではなく、うねり等があるパーマがかかったようなねじれたた髪の毛を思い浮かべますよね。

くせ毛と天然パーマに、明確な違いはあるのでしょうか?くせ毛と天然パーマの違い、原因、改善策、直毛との違いについて詳しく解説します。

目次

くせ毛と天然パーマの違いとは?

くせ毛と天然パーマの違いを説明できる人は少ないのではないでしょうか?

くせ毛よりも天然パーマの方が、なんとなく髪の毛のくせが強いように感じている人も多いようです。

実際、くせ毛と天然パーマの違いは何なのか?くせ毛にはどのような種類があるのか、くせ毛の種類と原因について見ていきましょう。

先天性のくせ毛と、後天性のくせ毛

くせ毛には、大きく分けて2種類あります。「先天性のくせ毛」と「後天性のくせ毛」です。

「先天性のくせ毛」とは遺伝性の強い生まれつきのくせ毛「後天性のくせ毛」とは後天的なダメージや生活習慣などが要因となるくせ毛のことを言います。

元々は直毛だったのに、ダメージ・乾燥・湿度などの関係で、髪の毛がうねったり跳ねたりする等の経験はありませんか?それは「後天性のくせ毛」かもしれません。

天然パーマはくせ毛の一種?

生まれつきのくせ毛を「先天性のくせ毛」、ダメージや生活習慣などによるくせ毛を「後天性のくせ毛」と分類すると、天然パーマは「先天性のくせ毛」の一種だと考えられます。

天然パーマを含む「先天性のくせ毛」、ダメージや生活習慣なによる「後天性のくせ毛」、どちらもくせ毛に分類されるため、くせ毛と天然パーマの明確な違いはないようです。

くせ毛の原因とは?

「先天性のくせ毛」は遺伝子が原因だと考えられています。

「後天性のくせ毛」の原因は、ダメージによってキューティクルがはがれて髪の表面が均一でなくなること、加齢による頭皮の筋膜が緩みや頭皮環境の乱れ、毛穴の歪みによって髪の毛がまっすぐに生えてこなくなることなど、さまざま。

数ある原因の中から、根本原因を突き止めて改善していくことが大切です。

くせ毛や直毛、先天性のくせ毛と人工パーマの違い

くせ毛には、「先天性のくせ毛」と「後天性のくせ毛」があることがわかりました。

では、くせ毛とストレートな直毛の違いはどのようなところにあるのでしょうか?また、先天性のくせ毛と美容室などで行う人工的なパーマの違いや見分ける方法はあるのでしょうか?

くせ毛と直毛、先天性のくせ毛と人工的なパーマについて、詳しく解説します。

くせ毛と直毛の違いとは?

くせ毛と直毛では、髪の毛の構造に大きな違いがあります。

直毛の場合は、水分を含みやすいタンパク質と水分を含みにくいタンパク質とがバランス良く均一に整っています。直毛に対し、くせ毛の場合は2つのタンパク質が偏ってしまっています。

また、直毛は髪の表面のキューティクルが均一なのに対し、くせ毛には凹凸があることも。うねりやゴワつきの原因のひとつです。

先天性のくせ毛と人工パーマの違いとは?

くるくるとカールがあるヘアスタイル。先天性のくせ毛なのか、人工的なパーマなのか、見分けるのは難しいですよね。

先天性のくせ毛は人工パーマよりもボリュームが出やすいという特徴がありますが、それだけではなかなか見分けられません。

先天性のくせ毛と人工パーマの違いがわかりやすく表れるのは、水に濡らしたとき。先天性のくせ毛は水に濡らすとストレートになるのに対し、人工パーマはよりカールが強くなります。

後天性のくせ毛と先天性のくせ毛の改善策

くせ毛にお悩みの人も多いのではないでしょうか。特に空気が乾燥する季節や、雨の多い梅雨などの時期は、くせ毛や髪のうねりに頭を悩ませる人も多いと思います。

ダメージや加齢による頭皮の筋膜の緩みや頭皮環境の乱れ、毛穴の歪みなどによる後天性のくせ毛と、遺伝子要因が強い先天性のくせ毛、改善策に違いはあるのでしょうか?

後天性くせ毛や先天性くせ毛の改善策をご紹介します。

後天性くせ毛の改善策

ダメージや加齢などによる「後天性のくせ毛」を改善するためには、ダメージケアが重要です。

カラーリングによるダメージ等によるくせ毛、加齢による頭皮環境の乱れや乾燥など、さまざまな原因が考えられる「後天性のくせ毛」。

髪をダメージから守るキューティクルは、一度傷つくと元には戻らない性質です。そのためダメージを受けてしまった髪を元に戻すことは難しいです。

紫外線や摩擦などの外部からのダメージで、キューティクルが乱れないように気を付けましょう

先天性くせ毛の改善策

遺伝性が強い「先天性のくせ毛」。主な原因は毛穴や毛根が生まれつき歪んでいるからと考えられます。

毛穴や毛根が歪んでいても髪の毛はまっすぐ生えようとし、髪の毛自体が傷ついてしまうことがあります。そのため髪の毛が上手く生えることができず、縮れ毛やうねった髪の毛が発生すると言われています。

そんな先天性のくせ毛におすすめの改善策は、日頃から丁寧なヘアケアをすること。

毎日のシャンプーを高保湿系のアミノ酸シャンプーに変えるなどして髪の健康を保つことで、先天性のくせ毛も扱いやすくなるでしょう。

くせ毛の正しい乾かし方

毎日のドライヤーは、使い方を間違えるとダメージの原因になる場合も。

くせが気になる髪の毛は、根元からしっかりと、少し引っ張るようにブローしながら乾かすのがポイントです。温風と冷風を活用して、全体が冷たくなるまで冷風をあてて仕上げましょう。広がりがちな部分は上から風をあてて落ち着かせるように乾かすと、広がりがおさえられます。

原因を知って、正しいヘアケアを

くせ毛と天然パーマの違いや、くせ毛の種類、原因や改善策についてご説明しました。

遺伝性の強い「先天性のくせ毛」、ダメージや加齢などによる「後天性のくせ毛」、あなたのくせ毛がどちらなのかわかりましたか?それぞれの原因と改善策を理解して、正しいヘアケアをすることが大切です。

髪の毛が綺麗になると、気持ちも明るくなりますよね。毎日のヘアケアや乾かし方を工夫して、美しい髪の毛を手に入れましょう。

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