髪を染めるとはげる!これって本当?

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「髪を染めるとはげる」と聞いたことはありませんか?ヘアカラーを何度も行ったことで実際に髪が薄くなったように感じた経験がある方も多いと思います。

ヘアカラーの施術は髪の毛や頭皮にダメージを与えるため、薄毛の原因になると言われています。

このような理由から、頭皮へのダメージを気にして髪を染めることをためらっている人も多いのではないでしょうか。逆に薄毛が気になるもののヘアカラーをやめられないという人も少なくはありません。

髪を染めるとはげるというのは本当なのでしょうか?髪を染めることによる頭皮への影響と対策方法をご紹介します。

目次

髪を染めると本当にはげる?

髪を染めるとはげるという話は、誰もが一度は聞いたことがありませんか。髪を染めると「そんなことしていると将来はげる!」などと言われた経験がある方もいますよね。

そもそもヘアカラーは頭皮ではなく髪の毛を染めるもの。髪を染めるだけで本当にはげるのでしょうか?ヘアカラーの髪の毛や頭皮への影響について解説していきます。

髪を染めるだけでははげない?

髪を染めるだけではげることはありません。髪の毛が抜けやすくなったり生えてこなくなったりする原因は、髪の毛の再生に関わる頭皮へのダメージによるものが考えられます。

ヘアカラーは頭皮ではなく髪の毛を染めるもの。髪を染める薬剤は頭皮や毛根ではなく髪の毛にしかつけません。

髪を染めることで毛根にダメージを与えるわけではないため、髪を染めるだけでははげないと考えられます。

頭皮に付着するとはげる?

髪を染める時に使うカラー剤は、頭皮ではなくて髪の毛につけるもの。頭皮に直接つけるわけではないですが、髪を染める時には頭皮にもカラー剤が付着してしまいます。

頭皮にカラー剤が付着することを繰り返すと、薬剤で頭皮がダメージを受け、だんだんと硬くなり血の巡りが悪くなるため健康な髪が生えにくくなります。

またカラー剤を洗い残してしまった場合、毛根が損傷しヘアサイクルが乱れて薄毛の原因につながると考えられます

なぜ髪を染めるとはげると言われている?

髪を染めることは、薄毛の直接的な原因ではありません。髪の毛につけるヘアカラーによって髪の毛が抜けやすくなったり生えてこなくなったりするということは考えにくいです。

髪を染めることで髪の毛が抜けやすくなるわけではないのにもかかわらず、なぜ髪を染めるとはげると言われているのでしょうか?その理由をご説明します。

髪が細くなる?

実際にヘアカラーを繰り返すことで薄毛になった、という話を聞くことがあります。

もしかすると気になる薄毛は、髪を染めることで髪の毛が細くなったり切れやすくなったりといったダメージが原因かもしれません。

髪の毛がダメージを受けて細くなると、髪の毛のボリュームが少なくなるため薄毛になったように感じるのではないでしょうか。

髪を染めると全体的なボリュームがなくなる?

髪を染めるたびに、髪の表面のキューティクルが傷みます。短期間に繰り返しヘアカラーを使用することは、髪の毛が細くなる原因のひとつ。

キューティクルは髪1本1本を覆い、髪のハリ・コシ・ツヤを守っています。髪を染めてキューティクルが傷むことで、髪の毛の内部にもダメージが与えられ、髪の毛が細くなってしまいます。

髪の毛が細くなることで全体的にボリュームがなくなったように感じられる場合が多く、髪を染めるとはげると言われているのかもしれません。

ヘアカラーの種類によってダメージは異なる?

髪を染めることが直接的な薄毛の原因になっているわけではありません。

しかし、髪を染める時に使うカラー剤が頭皮に付着することやカラー剤によるダメージによって髪の毛が薄くなったように感じられるのも事実。できるだけ髪の毛や頭皮にダメージを与えにくいヘアカラーを行いたいですよね。

次に、ヘアカラーの施術の種類とそれぞれの施術が髪の毛に与える影響についてご説明します。

ヘアカラーの仕組み

一般的に美容室で使われているヘアカラー。髪の毛の表面にカラー剤を塗布し、髪の毛の表面のキューティクルを開いてから髪の毛の内部に薬剤を浸透させます。

髪の毛内部のメラニン色素を分解し、染料をしっかり定着させるというのがヘアカラーの仕組みです。

髪の毛を保護してくれているキューティクルを開くことで髪の毛の内部にまで薬剤のダメージが届くため、ヘアカラーは髪にとって負担が大きいです。

ヘアマニキュアの仕組み

ヘアマニキュアは、髪の毛内部に浸透させるヘアカラーとは違い、髪表面のキューティクルに色を付着させる施術です。

ヘアカラーのように髪内部に浸透させるわけでないのでダメージは軽減されますが、時間がたつとキューティクルとともにカラーが剥がれ落ちてしまうため、髪にとってダメージになります。

ヘアブリーチの仕組み

ヘアブリーチは髪の毛のメラニン色素を分解することで髪の色を明るく変化させます。

ブリーチ剤を髪表面のキューティクルに塗布して髪の内部まで浸透させるため、髪の毛にとって大きなダメージに。ヘアカラーにはさまざまな種類がありますが、一番髪の毛のダメージになると言われているのがヘアブリーチです。

ダメージを少なくヘアカラーを楽しむには?

ヘアカラーにはさまざまな種類があるものの、ヘアカラーは髪や頭皮にとって負担が大きいです。なるべく髪の毛や頭皮へのダメージを与えずにヘアカラーを楽しみたいですよね。

ダメージを少なくヘアカラーを楽しむにはどうしたら良いのでしょうか。ヘアカラーとカラー後のヘアケアについてご紹介します。

トリートメントもプラスして

髪の毛のダメージを軽減させるためには、ヘアカラー時にトリートメントを同時施術することが効果的です。

特に、ヘアカラーをしながらトリートメントをして髪の毛のダメージや色落ちまで防いでくれるカラー剤がおすすめ。また、カラー後は洗いながら栄養補給してくれるヘアソープを使って、傷んだ髪の毛をケアしてあげましょう。

頭皮を傷めずヘアカラーを楽しもう

髪を染めるとはげると言われていることが事実であるのか、ヘアカラーによる髪の毛や頭皮へのダメージと、ヘアカラーの施術の種類や対策方法について解説しました。

髪を染めることは薄毛の直接的な原因ではありませんが、ヘアカラー後の洗い残しや強い薬剤を使うブリーチなどの施術によっては頭皮のダメージになることも考えられます。正しいケアをして頭皮を傷めずにヘアカラーを楽しみましょう。

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