シャンプーが泡立たない原因と対策!正しい洗い方ですこやかな髪を保とう

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整髪料を普段よりも多めに付けたとき、大量の汗をかいたときなど、シャンプーが泡立たないと感じたことはありませんか。
泡立たなくても頭皮や髪の汚れは落ちていると思い、泡立ちを気にせずに髪を洗っている方も多いでしょう。

実は、シャンプーを泡立てて洗うことが髪と頭皮の健康維持にとても大切なのです。
ここでは、シャンプーが泡立たない原因と泡立ちの重要性、泡立たないときの対策について詳しく解説します。

目次

シャンプーの泡立ちが必要な理由を理解しよう

なぜ、すこやかで美しい髪のためにシャンプーの泡立ちが欠かせないのか、その理由をしっかりと理解しておくことが大切です。

髪のダメージを軽減する

髪をダメージから守りながら汚れを落とすために、シャンプーの泡が役立ちます。
シャンプーがしっかりと泡立つことによって、泡がクッションの役割を果たし髪と髪の摩擦を軽減してくれるからです。

濡れた髪はキューティクルが開きやすく、ダメージを受けやすい状態です。
ところが、シャンプーの泡立ちが不十分だった場合、洗っているときに髪同士がこすりあい、髪がダメージを受けてしまうのです。

泡が頭皮や髪の汚れを吸着する

泡が頭皮や髪の汚れに吸着して落とす役割を担っているので、泡立ちが悪いと頭皮や髪の汚れが落ちにくくなります。

シャンプー前に髪と頭皮を十分に湿らせる予洗いだけでも、髪と頭皮の汚れの7割が落ちると言われています。
ところが、泡立ちが悪ければ予洗いで落としきれなかった残りの3割の汚れが、落ちないまま頭皮や髪に残るのです。

シャンプーが泡立たない主な理由

シャンプーが泡立たないのは、予洗いが足りないこと、洗い方が間違っていることが主な理由です。

予洗いをしっかりと行っていれば、皮脂や整髪料といった汚れがおおよそ落とせるでしょう。
しかし、頭皮髪に汚れが多く残っているとシャンプーが泡立ちにくくなります。

食器洗い用のスポンジを頭皮に例えて説明します。
油が付いた食器や鍋を洗ったスポンジに食器用洗剤を付けても、泡が立ちません。
しかし、スポンジに付いた汚れを落としてから食器用洗剤を付ければ、しっかりと泡立ちますよね。
シャンプーにも同じことが当てはまり、予洗いが不十分だとシャンプーが泡立ないのです。

正しいシャンプーのやり方とポイント

髪と頭皮に与えるダメージを抑えながら、汚れをしっかり落とすためには正しいシャンプーのやり方を覚えることが大切。
ここでは、正しいシャンプーのやり方とポイントを解説します。

丁寧なブラッシング

シャンプー前のブラッシングで、髪の絡まりと汚れを取りましょう。
髪1本1本をコーティングしているキューティクルは、濡れると開くため髪が絡まりやすくなります。
髪が絡まると、シャンプーの指通りが悪くなり、頭皮や髪が洗いづらくなるので、ブラッシングで絡まりやもつれをほぐしておきましょう。

また、ブラッシングで頭皮や髪に付いたホコリや汚れをある程度落とせるので、その後の予洗いで髪や頭皮の汚れが落ちやすくなります。

十分な予洗い

シャンプー前の予洗いをしっかり行いましょう。
予洗いで髪と頭皮の汚れを7割落とすためには、頭皮をしっかりと洗うことがポイント。
予洗いをしっかりやっているつもりでも、髪は十分すすげているのに、頭皮までお湯が届いていないケースが見られます。
頭皮に皮脂汚れが多く残っているとシャンプーの泡立ちが悪くなるので、頭皮を湿らせることを意識して予洗いをしましょう。

シャンプーは適量を使うこと

シャンプーを使うときは、頭皮をしっかりと洗える量を意識することです。
泡立ちづらいときはついシャンプーを多めに使いがちですが、たくさん使うと頭皮や髪にシャンプーが残りやすくなります。
逆に量が少なすぎると、泡立ちが悪く髪同士の摩擦が起こり、髪のダメージに繋がるため、適量で洗うことが大切です。

シャンプーは頭皮で泡立てる

シャンプーは泡立ててから使うのではなく、地肌に直接付けてから泡立てるのがおすすめです。
手でシャンプーを泡立ててから使うと、シャンプーの泡が頭皮まで届かず、頭皮の皮脂や汚れが落ちづらくなります。
シャンプーを頭皮に直接付けることで、頭皮までシャンプーの洗浄成分が届き、頭皮の汚れをしっかりと洗えます。

シャンプーを付けるときのポイントは、頭頂部とこめかみの両サイド、計3箇所に付けてから頭皮全体にシャンプーの泡がいきわたるようにすることです。
手に残ったシャンプーを両手のひらで泡立てながら、地肌をしっかり洗いましょう。

頭皮マッサージをするように洗う

頭皮全体にシャンプーの泡が届いたら、頭皮をマッサージするようにして指の腹を使って洗いましょう。
普段より汗をたくさんかいたとき、大量に整髪料を使ったときは汚れをしっかり落とそうとして、特にゴシゴシと頭皮を洗いがちです。
力を入れて頭皮や髪をこすると摩擦が起こり、頭皮や髪のトラブルを招く原因になります。
指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗うと、泡と一緒に汚れが落ちてくれます。

すすぎは時間をかけて丁寧に

シャンプーの残りがあると頭皮や髪のトラブルを引き起こすので、すすぎは丁寧に時間をかけて行いましょう。
シャワーヘッドを頭皮に当てながら、髪の表面だけでなく、シャンプーが残りやすい頭皮を重点的にすすぐようにします。
指の腹を使いながらマッサージするようにして、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流しましょう。
特に、こめかみの部分やうなじのあたりはすすぎ残しが起こりやすいので、意識してすすぐようにします。

シャンプーをしっかりと泡立てて頭皮と髪をすこやかに保とう

シャンプーがしっかりと泡立つことによって、髪を摩擦ダメージから守り頭皮の汚れをしっかりと落とす効果が期待できるので、泡立ちはとても重要です。
また、シャンプーの泡立ちが悪いのは、頭皮に汚れや皮脂が多く残っていることが原因なので、十分な予洗いで汚れや皮脂をある程度落とす必要があります。
正しいシャンプーのやり方を理解し、頭皮や髪をすこやかに導くケアを実践しましょう。

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