美容院とホームカラーはどちらを選ぶべき?それぞれの特徴を解説

  • URLをコピーしました!

髪色のおしゃれを楽しむために、白髪を目立たなくするために定期的にカラーをしている方も多いでしょう。
髪を染めるときに、美容院で染めるか、ホームカラーでセルフケアするかで悩んだ経験はありませんか。

お店でカラー剤が手軽に手に入ることや、美容院よりも安く染められることから、ホームカラーで染める人も少なくありません。
自分の髪をすこやかに美しく保つためにも、それぞれの特徴や違いについて解説します。

目次

美容院のカラーとホームカラーのメリットとデメリット

美容院で髪を染めるのと、ホームカラーで染めるのとではどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの特徴を理解するためにも、メリットとデメリットについて解説します。

ホームカラーのメリット・デメリット

ホームカラーのメリットは、価格の安さと手軽さです。

美容院で染めたいと思っても、経済的理由や時間が取れないことで、ホームカラーを選ぶケースが少なくありません。
美容院に行けば、自宅から美容院までの往復と施術だけで2時間前後もしくはそれ以上の時間がかかります。
しかし、自宅で染めれば、1時間以内で済みます。

さらに、美容院でカラーの施術を受けた場合、お店にもよりますが、5,000円以上の費用がかかることがほとんどです。
ホームカラーなら、美容院の2割程度のコストで気軽に髪色を変えられます。

ホームカラーのデメリットは、仕上がりと髪のトラブルです。

自分で思い通りの髪色に仕上げるのは思いのほか難しく、色ムラが生じたり、自分に似合わない髪色に仕上がったりすることもあります。
さらに、頭皮や髪がダメージを受けて髪のパサつきや枝毛といったトラブルを起こすこともあるのです。

美容院カラーのメリット・デメリット

美容院で髪を染めるメリットは、ホームカラーのデメリットを解消できることです。

色ムラもなく、希望の髪色に仕上がる可能性が高く、髪や頭皮の痛みも最小限に抑えられます。

一方で、美容院で染めるデメリットは、ホームカラーのメリットに反することです。

ホームカラーと比べると値段も高く、その場所まで行かないと髪を染めてもらえませんので、時間とお金がかかります。

美容院とホームカラーの違いとは?

美容院で使用するカラー剤とホームカラーで使用する薬剤には違いがあります。

過酸化水素

カラー剤に含まれている過酸化水素は、脱色と発色に欠かせない役割を果たします。

過酸化水素の濃度は、法律で決められており、美容室では施術内容や髪のダメージに合わせて数種類の濃度の過酸化水素を使い分けています。
ところが、ホームカラーの場合は、誰でも簡単に染めることができるよう、過酸化水素の濃度が高く配合されています。

過酸化酸素の濃度は高ければ高いほど、
髪や頭皮の負担となるため、
必要以上にダメージを受けるリスクがあります。

美容師がホームカラーをおすすめしない理由

美容院に行ったときに、ホームカラーを使うことを美容師からおすすめされないことがあります。
それは、美容院の利益にならないからではなく、髪の健康や仕上がりを気にしているからです。

理想の仕上がりにならない可能性があるから

ホームカラーで染めてしまうと、これまでの施術履歴が分からず、希望の髪色にならない可能性があります。

プロの美容師は髪の施術履歴を重視します。
ヘアカラーは、薬剤による化学反応で髪色を変えます。


しかし、担当美容師がそのお客様がどのような薬剤を使って髪を染めてきたのかということを理解していないと、予測のつかない化学反応を起こす可能性が…。
場合によっては、お客様が希望した髪色に仕上がらなかったり色だけではなく髪のダメージが目立つことがあります。

髪色の修正に時間がかかる

ホームカラーで、ムラなくきれいな髪色に仕上げるのは困難です。
そのため、美容師が見て、ムラがあり、希望するカラーよりも暗めもしくは明るめに仕上がっている場合があります。
すると、希望の色に仕上げるためにカラーを調整したり、色ムラの境目を修正したりといった作業に集中しなくてはいけません

場合によっては、お客様が希望する髪色に仕上がらなかったり、美容師がおすすめしたい髪色を提案できなかったりします。
また、ホームカラーで髪や頭皮がダメージを受けていると、ダメージの少ないヘアカラーに使用が限られるといったことも出てくるでしょう。

髪や頭皮が傷むから

ホームカラーで髪や頭皮が傷みやすくなるからです。

美容院で染めるよりもホームカラーの方が傷みやすいのは、髪を染めるテクニックが不足していることが原因です。
ホームカラーは、放置時間を守り薬剤をしっかりと洗い流すことなど、説明書通りに染めることで安全に使用できます。

しかし、説明書に書かれてある放置時間を守れなかったり、ムラができたりすると、仕上がりにも影響が出ます。
さらに、頭皮を保護せずにカラー剤を使う、すすぎが十分でなくカラー剤が頭皮や髪に残るなど、髪や頭皮を保護しながらセルフカラーをするのは難しいのです。

仕上がりと髪の健康を考えるなら美容院がおすすめ

きれいな髪を保ち、理想の髪色に仕上げるならホームカラーよりも美容院でのカラーをおすすめします。

一度ホームカラーで染めたくらいではそれほど傷みも気にならないかもしれませんが、繰り返し染めるうちにダメージが蓄積されて、髪のパサつきや色ムラも目立つようになるでしょう。
傷みやムラが出た髪を美容院できれいに染めるのは難しく、場合によっては通常料金よりも高くなる場合があります。

髪の健康のためにも、美容院で髪を染めるのがおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次