パンと牛乳が体に悪影響を及ぼす?今までの常識が覆える!?

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「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」という本を知っていますか。

インパクトの強いタイトルで多くの読者に衝撃を与えたこの本には、今までの常識では考えられないことが数多く記載されています。
今回内山葉子さん著書「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」の内容が、とても興味深かったので紹介いたします。

目次

なぜパンと牛乳に注目しているのか?

この本ではパンと牛乳に絞って紹介されています。
人体にとって悪影響を及ぼす食べ物はパンと牛乳のほかにもいくつか思いつくでしょう。
なぜ、パンと牛乳に注目して紹介しているのでしょうか。その理由について確認していきましょう。

2つとも日本ではポピュラーな食事

パンと牛乳の2つは日本においてポピュラーな食事です。
毎日食べている方も多いでしょう。

食べたことがない、1年を通して食べることがないという方はほとんどいません。
それくらい当たり前に普及している食事だからこそ、この本では危険性を訴えているのです。

また、パンと牛乳に悪い影響をもたらすというイメージがある方は少ないのではないでしょうか。
一般的に体に悪影響を及ぼすイメージがつきやすい食事としては、添加物が多く使われているものだったり、油が多く含まれているものがあげられます。
そういった食事と比べると、パンと牛乳は体に悪いというイメージがしづらいです。

この本では体に悪いという認識を持たずに、たくさん食べてしまうことが問題だと言われています。
私たちの固まった常識を覆すために、パンと牛乳に着目して本が記載されているのです。

小麦製品そのものに問題がある

パンをやめたほうがいいと言われている理由は、主成分が小麦だからです。

この本ではパンを代表して取り上げていますが、厳密にいえば小麦製品そのものを食べるべきではないと述べられています。
その理由は小麦に含まれているグルテンにあります。

グルテンを多く摂取すればするほど、体にはよくありません。
しかし、小麦製品全てを食べないようにするのは難しいでしょう。
パンだけではなくラーメンやうどんなど小麦が使われている製品はたくさんあります。
しかし、全てに同じ小麦粉が使われているというわけではありません。

例えば、お好み焼きやたこ焼きに使われている小麦粉は中力粉です。
パンに使われているのは強力粉であり、含まれているグルテンの量が多いです。

小麦から作られている製品の中でもパンは含まれているグルテンの量が多いので、食べるのをやめるべきとされています。

牛乳は体にいいと思われている

牛乳は体にいいと思われているのではないでしょうか。
子供に積極的に牛乳を飲むようにさせている方もいるでしょう。
今まで、牛乳は体にいいものとして扱われてきており、悪影響を及ぼすというイメージはほぼありません。
だからこそ、この本では牛乳をやめたほうがいいとしているのです。

牛乳にはカゼインという成分が含まれており、これが体にとって悪影響を及ぼします。
その事実をほとんどの方は知りません。

体にいいものとして多くの人が飲み続けてしまっているので、それをやめるべきだと警鐘を鳴らしているのです。

パンと牛乳をやめたほうがいい理由

パンと牛乳が体にとって悪影響を及ぼすことについて説明しました。
ここでは具体的にどういった悪影響が出る可能性があるのかについて解説いたします。

パンがもたらす悪影響

パンの主成分である小麦にはグルテンが多く含まれています。

グルテンには消化しづらいという特徴があり、体は消化しづらい成分を見つけるとそれに対処するために抗体を作り出します。

抗体ができることが小麦アレルギーを生み出すきっかけになる可能性があります。
パンを食べすぎることで小麦アレルギーになる可能性があるのです。

これだけでも恐ろしいのですが、グルテンと私たちの各種臓器はアミノ酸の配列が似ているという特徴があります。
体にある抗体はアミノ酸の配列をみて、攻撃するかどうかを決めます。
つまり、グルテンを取り入れることで生まれた抗体が私たちの臓器を攻撃してしまう可能性があるのです。

結果として各種臓器の異常につながる可能性が高まります
これがパンによって起こる体への悪影響なのです。

牛乳がもたらす悪影響

牛乳に含まれているカゼインにはα型やβ型といった種類があります。
人間はβ型のカゼインは消化できるのですが、α型のカゼインは消化することができません。
つまり、腸の中に未消化物が溜まることになってしまいます。

その結果、便秘や下痢を引き起こす可能性が高くなります
また、アレルゲンになりやすいので、中耳炎や頭痛、慢性関節リウマチといった病気を引き起こす可能性もあるのです。
これが牛乳がもたらす悪影響です。

パンと牛乳の代わりに何を食べればいいのか

パンと牛乳を当たり前に食べてきた人にとっては、悪影響をもたらすと知ったとしても代わりに何を食べればいいのか迷ってしまうと思います。
ここではパンと牛乳の代わりに食べるべきものについて紹介いたします。

米粉で作られたパンがおすすめ

パンについては含まれているグルテンが悪影響を及ぼす原因なので、グルテンが少ないパンであれば食べても問題はありません。

米粉で作られたパンであれば、小麦を使っていないので悪影響が出る可能性は低いです。

どうしてもパンを食べたいという方は、米粉で作られたパンを食べるようにしてください。

牛乳の代わりにお茶やお水を飲もう

牛乳の代わりにはお茶やお水を飲むのをおすすめします。

カゼインが含まれていなければ、どのような飲み物を飲んでも問題ありません。

しかし、人工甘味料が含まれている飲み物は、虫歯や添加物のような別の問題が発生する可能性があるので、できればお茶やお水に代えることをおすすめします。

まずは3週間やめてみよう。

パンと牛乳を一切摂取してはいけないというわけではありません。
一気にやめようとストレスがかかってしまいますから、まずは3週間やめてみて体にどんな効果があるのかを自覚することが大切です。
お腹の張りがなくなったり頭がクリアになったりといった体へのいい影響を自覚してください。

また、小麦粉や牛乳はモルヒネのような中毒症状があるので、食べるのをやめるとつらくなります。
その中毒症状から抜けられるのが3週間という期間です。
3週間食べるのを我慢するのは、こういったメリットがあるのです。

3週間が経過した後は、たまに食べても問題ありません。
こういったやり方であれば、ストレスを感じることも少ないのでおすすめです。

パンと牛乳を摂取量を見直していくことが大切

パンと牛乳の恐ろしい点は、体に悪いという意識が少ないことです。
体に悪いものというイメージがないので、どうしても食べすぎてしまう傾向にあります。
お茶やお水と同じように牛乳を飲んでいる方もいるでしょう。
自然に摂取してしまうという点が、パンと牛乳の恐ろしいポイントなのです。

ぜひ、本記事を参考に自分の生活を見直してみて、パンと牛乳を避けるような食生活を始めてみてください。

参考文献「パンと牛乳は今すぐやめなさい! 」著者:内山葉子

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