40歳からは食べてはいけない病気になる食べ物とは?

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今回ご紹介する本は南清隆さんの「40歳からは食べてはいけない病気になる食べ物」です。
日々の食事を見直すだけで、さまざまな病気を防ぐことができるかもしれません。

わたしはまだ40代じゃないから大丈夫!と思う人もいるのではないでしょうか。
40歳以上の人は特に注意するべきという意味で、30代以下の人に関係がないということではありません。

食べてはいけない病気になる食べ物を知って健康維持を目指しましょう。

日本人の5人に1人が糖尿病?

国民の5人に1人が糖尿病またはその予備軍であるということは、厚生労働省が発表しているデータによって示されていることを知っていますか。

かつては富裕層に多い病気と考えられていた糖尿病ですが、現在では貧困層に多い病気となっています。
そのため、糖尿病患者の多い国は国民の生活レベルに問題を抱えている国と考えられています。

目次

生活習慣病を撲滅するには生活習慣を見直すこと

日本では、糖尿病患者が多いことだけでなく、国民の3人に1人が癌で亡くなっており、国民の2人に1人が何かしらのアレルギーを持っていると言われています。
その結果、医療費が年間40兆円近くかかっており、度々「医療費削減対策や政策」がニュースでも話題となっています。

実は、これらの問題の多くは生活習慣が原因だと言われています。
生活習慣でなぜこのような病気になるのか、次の段落で説明します。

食生活が原因となって起こる食原病

アメリカでは1970年代に生活習慣病による医療費の増大が大問題になり、病気が治らない原因を探る調査が行われました。
その結果、癌・心臓病・脳卒中といった病気は食生活が原因となって起こる食原病であるとアメリカの報告書「マクガバン・レポート」によって結論づけられました。
アメリカが生活習慣病による問題を抱えていた1977年、日本の平均寿命は世界一位になりました。

その一方で食生活の変化により健康寿命は短くなり多くの日本人が終末の10年前後を不健康な状態で過ごしていると言われています。

食べてはいけない病気になる食べ物とは?

日本人に多い糖尿病やさまざまな生活習慣病は、主に食生活を見直すことで改善できると考えられています。
では、どのように食生活を見直せばよいのでしょうか。

まずは、食べてはいけない食べ物を知ることから始めましょう。
避けるべき食べ物を知ることは、生活習慣病を防ぐ第一歩!

食べてはいけない病気になる食べ物とその理由をご紹介します。

食べてはいけない病気になる食べ物①砂糖・小麦粉

砂糖・小麦粉など極度に生成された炭水化物や白い砂糖は、カロリーはあるもののビタミンやミネラルなどの栄養素がほとんどないという特徴があります。

ブドウ糖に分解されてからだに吸収されると血糖値が上がりますが、エネルギー化するために必要な栄養素が含まれていないため、他の食品から摂った栄養素を使わなければいけません。
血糖値をあげるだけではなくて栄養素を浪費してしまうというところにも問題があります。

また、これらの食べ物は食べすぎると、ブドウ糖の影響で糖尿病にもつながりかねません。
そのほかにも食べた瞬間に一気に血糖値を上げてしまう危険性もあります。

食べてはいけない病気になる食べ物②異常に安い加工食品

手軽さや価格の安さからついつい手に取りがちなコンビニ弁当などの加工食品には、大量の化学物質が含まれています。
化学物質がからだに与えるデメリットははかりしれません。

価格の安さがメリットだと考える人もいるかもしれませんが、長期的な視点を持ってすれば大きなリスクとなります。
安くてからだに悪いものを食べて将来たくさんの持病をもつことになるのか、高くてからだに良いものを食べて健康を維持することができるのか、少し極端に感じるかもしれませんがこのような2択が起こりうるのです。

食べてはいけない病気になる食べ物③外食の揚げ物

普段外食で何気なく食べている揚物料理。

外食の揚げ物料理もNGな食べ物です。油は酸化すると有害物質を発生させます。
そのため油を何度も使いまわし、数日に1度しか油を交換しない外食チェーン店などは特に注意が必要です。

オリーブ油以外の油はどんなに新しくても揚げた時点ですでに酸化しています。
何度も使いまわしている場合や安価な油脂は、何度も揚げることができるようトランス脂肪酸を大量に含むショートニングを使っていることも…。
トランス脂肪酸は、最近注目されているNGなもので、からだにとって非常に危険と言われています。

食生活を見直すには?

食生活を見直さなければならないとは言っても何から改善すれば良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。
難しく考える必要はありません。

コンビニの食品を食べないようにする
ファストフード店には行かない
カップ麺は食べない

など、できることから始めてみましょう。
化学調味料漬けのものばかり食べていると免疫力が低下し、瞬発力も持久力もなくなり、病気になりやすいからだになると言われています。

自分に投資する

ついつい便利なコンビニ弁当やファストフードを食べてしまいがちですが、このような食事を続けると、将来不健康を招きかねません。
しかし質の高い食事は健康につながります。
質の高い食事という資産は投資すればするほど確実にリターンをもたらしてくれます。

意識を変えて健康なからだを維持しましょう

「40歳からは食べてはいけない病気になる食べ物」の内容をご紹介しました。

充実した人生を贈りたいと願うなら、質の高い食事に投資してみてはいかがでしょうか。
食生活を見直すことが未来の健康に繋がります。
外食の回数を見直したり、加工食品を控えたり、できることから始めてみましょう。

※参考文献『「40歳からは食べてはいけない病気になる食べもの」

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