年齢と共に髪がボリュームダウンするのはなぜ?その原因とおすすめの対策

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以前はふんわりとしてボリュームがあったのに、年齢と共に失われてくる髪のボリューム。

ボリュームが失われた髪の毛は老けて見えるだけでなく、髪全体がべたついて不潔に見えてしまうため何とかしたいところです。さらには、ボリュームがないことでヘアスタイルを作るのに苦労することもあります。

今回は、髪のボリュームが失われる原因とボリュームアップに繋げる対策についてご紹介します。

目次

加齢だけじゃない!髪のボリュームを失わせる原因

髪のボリュームが失われてくる主な原因は加齢だと思われていますが、加齢だけでなく他にも様々な原因があります。まずは、髪のボリュームを失わせる原因について理解しておきましょう。

不健康な頭皮は髪が老化する

紫外線によるダメージや加齢に伴う女性ホルモンのバランスが崩れるといった要因が重なると、毛穴詰まりを起こすなど頭皮が不健康になり、頭皮の老化が進んで髪質にも変化が出てくるようになります。

頭皮が不健康になると髪を生やす細胞に十分な栄養や酸素がいきわたらなくなってしまい、髪が細くなったり抜けやすくなったりするため髪全体の量が減ったように感じます。さらに、髪のハリやコシが失われてきてスタイリングしてもボリュームが出にくくなります。

頭皮が不健康になると抜け毛が増えたり、ヘアサイクルが乱れてしまったりと、全体的に髪の量が減少することがあります。

ヘアサイクルとは

髪の毛には1本ずつ寿命があります。髪が伸びては抜け、また新しく生えることを繰り返します。このサイクルをヘアサイクルと言います。

頭皮の汚れ

毎日シャンプーしているから頭皮はきれいなはずだと思っていませんか。

しっかり洗っているつもりでも、シャンプー後の頭皮の毛穴に皮脂や整髪剤などが詰まっていることがあります。これらの汚れが酸化してしまうと毛穴の詰まりを起こし、頭皮を不健康にします。

だからといって洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと頭皮に必要なうるおいまで奪ってしまいます。その結果、皮脂が過剰に分泌されて頭皮の毛穴を詰まらせてしまうため注意が必要です。

カラーリングやパーマ

髪のおしゃれのためにパーマやカラーリングを繰り返すと頭皮に元気がなくなり、ボリュームダウンにつながります。よく洗い流しているつもりでも、カラー剤やパーマ剤などの薬剤が頭皮に与えるダメージは蓄積します。

さらに、紫外線によるダメージが加わると頭皮に強い負担がかかるため頭皮の元気が失われます。

髪のボリュームが気になるときに試してみたい3つのホームケア

髪のボリュームダウンは頭皮や髪のダメージや、加齢、頭皮の汚れが原因だと説明しました。

これらは毎日のホームケアを見直すことで、問題解決に導きます。ボリュームダウンが気になり始めたら、ヘアケアを見直してみましょう。

毛穴をきれいに!夏は重点的なスカルプケアを

頭皮に皮脂や汚れが詰まってしまうと頭皮の老化を加速させる原因になるため、スカルプケアできれいな毛穴を保ちましょう。

毛穴に詰まった汚れを落とすために洗浄力の強いシャンプーを選びがちですが、頭皮が乾燥し皮脂の分泌過剰を起こす可能性があるため避けるようにしましょう。保湿系のシャンプーは刺激を抑えつつ、髪と頭皮の汚れを落としてくれます。

しかし、製品によって使用している成分が異なるため、自分の頭皮や髪に合うシャンプー選ぶことが大切です。特に、夏は汗をたくさんかきます。頭皮からも汗や皮脂は出るため、定期的にしっかりとスカルプケアすることをおすすめします。

シャンプーはたっぷりの泡で洗うこと

シャンプーの泡はきめが細かいほどしっかりと汚れを吸着してくれるため、十分な泡でしっかりと頭皮や髪を洗いましょう。そして、指の腹を使って優しくマッサージするように頭皮を洗います。

予洗いを入念に!

シャンプー前に予洗いをしますが、頭皮や髪全体にしっかりと水分を含ませてください。予洗いが不十分だと、頭皮の汚れがしっかり落ちておらず、シャンプーやトリートメントの効果を発揮しない可能性があります。

せっかく良い成分がシャンプーに含まれていても、汚れや固まった皮脂が成分の浸透を妨げます。また、予洗いだけで汚れの7割以上が落ちると言われていますので、丁寧に水分を含ませましょう。

頭皮にうるおいや栄養を与える頭皮用美容液や育毛剤を

頭皮が乾燥すると頭皮が硬くなってしまい血流を悪化させます。血流が悪くなると健康な髪の毛を生やすための栄養や酸素が十分届きにくくなってしまうため、シャンプー後のきれいな頭皮にうるおいと栄養を与えましょう。

ただし、頭皮用育毛剤や美容液を使ったからといってすぐに結果が表れるわけではありませんので、長期的に使用することをおすすめします。

ヘアオイルの使用に要注意

髪や頭皮の乾燥対策としてヘアオイルを使うのはおすすめできません。なぜなら、ヘアオイルの使用によってダメージを加速させてしまうからです。

ヘアオイルを髪に付けると、髪をコーティングしてくれるのですが、髪が必要としている水分や栄養分を押し出して髪の内部の乾燥を進めてしまいます。

オイルのおかげで一見ツヤがあるように見える髪の毛ですが、内部はスカスカのもろい髪の毛になってしまうため注意が必要です。

シャンプー後の髪の毛と頭皮を素早く乾かす

シャンプー後はできるだけ早く髪の毛と頭皮を乾かすことを心がけてください。

地肌をきちんと乾かさないと雑菌が繁殖してしまい、かゆみやべたつき、嫌な臭いを発生させてしまいます。また、髪が濡れているとキューティクルが開いた状態となるため、髪のダメージを加速させてしまいます。

特に真夏は、暑さでドライヤーを使うのが嫌になりますが、髪と頭皮の健康のためにも濡れた状態を長引かせないことが大切です。

そして、ドライヤーの熱から髪を保護して乾燥を防ぐために、洗い流さないトリートメントを使うことをおすすめします。

ボリュームが気になり始めたら早めのケアを!

髪全体のボリュームがダウンするのは加齢だけではありません。紫外線や毛穴に詰まった汚れなどが原因で、頭皮が不健康になり髪の老化が進むため、老化スピードを緩める適切なケアが必要です。

ホームケアだけでなくときにはサロンでのスカルプケアやダメージケアを取り入れて、年齢を重ねても若々しい髪の毛をキープしましょう。

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